私は子どもが3歳6歳のときから日常一人で育てています(夫は単身赴任)。ですから、出張のときは本当に大変です。アメリカにいた頃、学会といえば選択肢は三つ。
1、日本から両親を呼ぶ
2、泊り込みでシッターさんを頼む
3、子どもを連れて行く
3の場合は現地で子どもの面倒を見てくれる人を探す、またはこちらから連れて行くということも必要でした。ああそうだ、もうひとつありました。4、子どもだけ日本へ送る。←次男は5歳のときから兄と2人だけで度々日本へ帰っています。
それに比べれば日本に帰ってきてからはやや楽にはなりましたが、それでも好きなように出張するというわけにはいきません。長くて二泊三日、なるべく一泊二日で済むようにしています。ですから、いつか聞きたい演題を全部聞くとか、国際学会にどんどん演題を出すとかできるようになったら、本当にうれしいだろうなあと思って楽しみにしています。
今回は、日曜日からアメリカに行きますが、その間、子どもたちを大阪の実家へ送ります。夏休みだからできることですが、昨年はアメリカに一ヶ月滞在したため、途中で両親ともども仙台に帰ってきてもらい、学校に間に合わせました。仙台は夏休みが短いのです。
しかしそうまでしても、やはり学会や出張には行くべきです。
子どもを育てている間全部封印してしまえば、仕事が成り立ちませんし、人から忘れられてしまいます。
事前に手配すればなんとでもなるものです。
確かに経済的にも大変ですし、手間もかかりますし、いろいろと心配なこともおこります。でも、あきらめずにやればできます。