院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

年賀状

2007-01-03 13:44:13 | Weblog
 年賀状は生存証明であると、先日書いた。

 印刷の年賀状は心がこもっていないとか、手書きの温もりがほしいとかいうけれども、生存証明に手書きも印刷もない。ただ、必要な情報が来ればよいのだ。電話番号は必ず書かねばならないとも、先日書いた。

 今年、元日に届いた年賀状は、私が出した半分ほどだった。年賀状は元日に届くのが嬉しい。郵便局もそのように努力している。年賀状を出す側は、元日に届くように努力してほしい。2日以降にパラパラと来ると嬉しさも半減である。

 でも、生存証明なのだから、来るだけでもよい。まったく来ないのは、生存していないものと私はみなす。

 来年から年賀状を廃止しますという年賀状を2通もらった。しかし、年賀状は虚礼ではない。書くのが面倒なのだろう。年賀状の意味を取り違えているとしか思えない。年に一度の交流を廃止するというのは、もうさようならということだ。

 年賀状は必ず出すべきだと思う。それが人の道だ。年末が忙しくて、それどころではないという人は、毎年、知り合いを失うだろう。それでよければ、そうするがよい。ただし、寂しい老後になって、年賀状を再開してももう遅いということを覚悟してほしい。