モダンジャズはクラシックより優れている。それは、モダンジャズがクラシックでは使わない音や和声を使うからである。クラシックをモダンジャズ化することはできるが、その逆はできない。
ただリズムにおいては、モダンジャズより能の囃子のほうが優れている。モダンジャズは基本的に4拍子か8拍子で、3拍子や16拍子のこともあるけれども、途中で拍子が無茶苦茶のようになることはない。
ところが能の囃子は(無茶苦茶ではないのだが)8拍子と7拍子が混在して演奏される。そこに4拍子が混じる。それが能特有のリズム感を生み出している。これはモダンジャズには真似のできないことである。
能の囃子でも「大乗り」と言って、囃子のテンポが速く演奏が佳境に入ってくる部分がある。ここはすべて8拍子となる。そのような部分だけ、モダンジャズとの共演が可能となる。
ただリズムにおいては、モダンジャズより能の囃子のほうが優れている。モダンジャズは基本的に4拍子か8拍子で、3拍子や16拍子のこともあるけれども、途中で拍子が無茶苦茶のようになることはない。
ところが能の囃子は(無茶苦茶ではないのだが)8拍子と7拍子が混在して演奏される。そこに4拍子が混じる。それが能特有のリズム感を生み出している。これはモダンジャズには真似のできないことである。
能の囃子でも「大乗り」と言って、囃子のテンポが速く演奏が佳境に入ってくる部分がある。ここはすべて8拍子となる。そのような部分だけ、モダンジャズとの共演が可能となる。