院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

新聞とTVの時代終わる

2007-09-14 13:14:17 | Weblog
 つい先ごろまで「最近TVや新聞が面白くありませんか?」、「見ても頭に入りませんか?」というのが、うつ病診断のときの決まり文句だった。

 ところが最近、「TVも新聞ももともと見ないんです」と答える人が増えてきて、上の決まり文句が使えなくなってしまった。

 言われてみれば、最近のTVは面白くない。昔はNHKの大河ドラマなんて、面白くて面白くて次週が待ち遠しいほどだったが、このごろの大河ドラマはそもそも意味が分からない。かと言って他のチャンネルは、お笑いタレントが大騒ぎしているようなバカ番組ばかりである。

 TVもとうとう視聴者に見放されてきたようだ。

 新聞がつまらないことは、再三この欄で書いたけれども、的外れな論説や、特定の外国の肩を持つ記事ばかりで、有料で読むに値しない。

 ちょっと旅行をしただけで、郵便受けに新聞紙が束になって詰め込んであるのも気に入らない。私は新聞の宅配を止めてから10年になるが、精神衛生上良いことこの上ない。お金もだいぶ得をした。この10年で浮いた新聞代は40万円ほどになる。けっこうな金額である。

 もう新聞とTVの時代は終わった。インターネットにもそろそろ飽き始めている。