きのうNHK全国短歌大会のもようをテレビでやっていた。大会は2002年から開かれていたらしいが、今年初めて気がついた。
入選20首が発表され、それぞれの作者も出演していた。このような番組や新聞の短歌欄を見て思うのだが、私はプロが作った短歌よりも、いまのところアマチュアが詠んだ歌の方が好きだ。
20首のうち、大賞が5首選ばれた。私がもっとも気に入った次の歌は大賞を逃した。
泣き顔をぱっと笑顔に変える技もってゐました病む夫の前 坂上民江(兵庫県)
まったく泣かせる歌ではないか。前に私は、格言のような歌が好きで、人生を嘆く歌は好まないと述べたが、専門家によると短歌とは元来「嘆きの文芸」なのだそうだ。花鳥諷詠を最上とする俳句とはだいぶ違う。
私は俳句や短歌のような定型詩は理解できるが、自由詩は日本のも海外のも理解できない。それについてはまた述べる機会があるだろう。
入選20首が発表され、それぞれの作者も出演していた。このような番組や新聞の短歌欄を見て思うのだが、私はプロが作った短歌よりも、いまのところアマチュアが詠んだ歌の方が好きだ。
20首のうち、大賞が5首選ばれた。私がもっとも気に入った次の歌は大賞を逃した。
泣き顔をぱっと笑顔に変える技もってゐました病む夫の前 坂上民江(兵庫県)
まったく泣かせる歌ではないか。前に私は、格言のような歌が好きで、人生を嘆く歌は好まないと述べたが、専門家によると短歌とは元来「嘆きの文芸」なのだそうだ。花鳥諷詠を最上とする俳句とはだいぶ違う。
私は俳句や短歌のような定型詩は理解できるが、自由詩は日本のも海外のも理解できない。それについてはまた述べる機会があるだろう。