(渥美半島の菜の花。筆者撮影。)
「いちめんのなのはな」というフレーズをえんえんと繰り返す山村暮鳥の詩があります。この詩を私は好みません。いくら同じフレーズを繰り返しても写真のような「一面の菜の花」が連想されないからです。与謝蕪村の「菜の花や月は東に日は西に」の俳句のほうが17文字でよほど菜の花畑を思い浮かべることができます。
先日の土日に、渥美半島をドライブしました。すごい菜の花畑が続いていました。途中、同行者が気分が悪くなったので、救急要請をしました。(いくら近くに医者がいても心電計もレントゲンもなければ、どうしようもないのです。とくに今回は心血管系の病が疑われたので・・。)
(そのときの救急車内。筆者撮影。)
結果は、とくに悪いところはないとのことでした。担当の若い救急医はきびきびと説明をしてくれ、遺漏がありませんでした。さすが、この地方の一流病院、渥美病院だと感心したことでした。
(渥美病院前景。筆者撮影。)
※今日、気にとまった短歌
降る雨が風花になるところまで登りゆきたし冬の坂道 (藤枝市)小野田奈緒