(たばこの旧3級品。三楽の宿さかや・おかみブログより引用。)
高齢者が好んで吸っている「echo」、「わかば」、「しんせい」といった安いたばこは、たばこ税の特例措置を受けていました。その特例措置がこのほど廃止されるそうです。(つまり、値段が上がります。)
そのことについて、中日新聞愛知県版(平成27年1月3日付)の「中日春秋」(一面のコラム)が、珍しくいいことを言っていました。一部をご紹介します。
「(今回の値上げは)・・高齢者のたばこが狙われたといえる。▼「やめればいいでしょう」。その通り。その通りだが、人生、十分に働いた方が持ったたばこを、迷った挙句、また、箱に戻すような場面も見たくはないのである。」
説得力のある名文だと思います。
もう20年以上続いている世界的な嫌煙ファシズムは、将来かならず(アメリカの旧禁酒法のように)批判されることでしょう。ならばコラム子には、たばこ値上げの根底にほの見える新型ファシズムの台頭についてもチクリとやってほしいところです。
※今日、気にとまった短歌
寂(さび)れたる街にはあれど印房の主(あるじ)はひねもす胡坐(あぐら)かきをり (奥州市)大松澤武哉