こうしてブログに書くとなると、字数を結構気にしてしまうのですが、
その前に上手くかけなくなりました。
このみかん君は、『好事福ロ(こうずぶくろ)』というお菓子です。
『村上開新堂』という、京都市役所の近くの、老舗の洋菓子屋さんで
つくっているみかんゼリーなのですが、
池波正太郎の『散歩の時何か食べたくなって』というエッセイの中に、
池波さんが冬、ホテルの窓辺にこれを出して冷やしたものを
召し上がるというシーンがありまして、
当時中学3年生くらいだった私にはそれがえらく格好良く見えて、
つくづくとあこがれのお菓子だったのです。
あいにくと安宿の窓は開かず、代わりに冷蔵庫でしっかり冷やして
フロ上がりにあがりました。
みかんの果肉よりもみかん色をしたゼリーがいっぱいに入っているお菓子です。
スプーンを刺してみると、ようかんとゼリーの中間のような、少し
抵抗感のあるもちゃっとしたゼリーでした。
味は、普通のゼリーと比べるとぐっと甘さは控えめですが、キュラソーを
使っているので、ほどよく柑橘の風味と甘みが出ておいしいです。
つるっと飲み込むゼリーじゃなくて、しっかりと味わうゼリーだと思います。
まだみかんの皮が、加工も何もされていなくて触るとむにゅっとするところも
わりと好きです。
ただ、食べた、美味しかった、というより、達成感が勝ったのはなぜでしょうか。
うわあ。
そういうわけで、今回いちばん嬉しかったのは、櫛とみかん。
モノで始まりモノで終わった旅でした。
他にも書きたいことはありますが、いったんここで終いにしておきます。
その前に上手くかけなくなりました。
このみかん君は、『好事福ロ(こうずぶくろ)』というお菓子です。
『村上開新堂』という、京都市役所の近くの、老舗の洋菓子屋さんで
つくっているみかんゼリーなのですが、
池波正太郎の『散歩の時何か食べたくなって』というエッセイの中に、
池波さんが冬、ホテルの窓辺にこれを出して冷やしたものを
召し上がるというシーンがありまして、
当時中学3年生くらいだった私にはそれがえらく格好良く見えて、
つくづくとあこがれのお菓子だったのです。
あいにくと安宿の窓は開かず、代わりに冷蔵庫でしっかり冷やして
フロ上がりにあがりました。
みかんの果肉よりもみかん色をしたゼリーがいっぱいに入っているお菓子です。
スプーンを刺してみると、ようかんとゼリーの中間のような、少し
抵抗感のあるもちゃっとしたゼリーでした。
味は、普通のゼリーと比べるとぐっと甘さは控えめですが、キュラソーを
使っているので、ほどよく柑橘の風味と甘みが出ておいしいです。
つるっと飲み込むゼリーじゃなくて、しっかりと味わうゼリーだと思います。
まだみかんの皮が、加工も何もされていなくて触るとむにゅっとするところも
わりと好きです。
ただ、食べた、美味しかった、というより、達成感が勝ったのはなぜでしょうか。
うわあ。
そういうわけで、今回いちばん嬉しかったのは、櫛とみかん。
モノで始まりモノで終わった旅でした。
他にも書きたいことはありますが、いったんここで終いにしておきます。