えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

あくたがわショー

2009年08月11日 | 読書
ことしの芥川賞は、イランの人が日本語で書いた「白い紙」…ではなく
磯崎憲一郎の「終の住処」でした。日本人でヨカッタネ。
なんか、またサラリーマン受賞さんです。普段サラリーマンが文章を書く、ということは別に不思議ではないし、言葉にこだわりはあるんだそれなりにフーン、ちぇ。と毎日思っている中の「また」なので偏見はあると思います。

なんでここまでくどくいうかというと、受賞者インタビューのタイトルを読んでこの作家がほんとに嫌になってしまったからです。


 「サラリーマン」と「作家」の時間術
 「良い仕事と僕の小説はどこかでつながっている」
  商社マンが純文学を書き始めたわけ 


なんかのギャグかと思いました。

これと、出だしの

『彼も、妻も、結婚したときには三十歳を過ぎていた。』

これでもうおなかいっぱいになりました。
これ以上もこれ以下も読まなくていいんじゃないでしょうか。
ページをめくれば、この人がじっくり腰を据えて「書ける」ということはよくわかる密度です。ただ、私は経験が足らないのか、かれの文章にきちんと寄り添って読む気力がありません。それだけなのかも知れませんが。

いずれにせよ、書ける人が狙いをさだめて書いた、計算高い文章だと思いました。
せめて日本語が読みたいです。日本語の文章が読みたいです。





だからちょっとだけさけばせてください。


フォント「6」で大声。

それがたいせつなことは分かってるし、
後で消したくなることもわかってます。
いいんだ。後で消せば。


せーの。


書類のためだけの文書なんて

だ い き ら い だ !


すっきり。
コメント (3)
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