どうして本を読むのですか、と聞かれて、
「そこに思っても見なかった自分を見るから」と答えてしまい
すっかり河井寛二郎のことばがすきなのだな、と再確認しました。
言葉は難しいです。漢字はもっと難しい。
どうしてこんな表意文字があるのだろう。
たとえば「権」という文字がありますけれども、これは「権力」という
言葉にもあらわされるように、力を意味する言葉です。
いっぽうで、もともとの字は黄色い花の咲く木で、天秤のように
使う気、つまりつりあいや平均を表すことばでもあります。
そしてさらに、正常な状態に反する、という意味も持っている矛盾の漢字です。
これが形と線から出来てることが、もうたまらない。
ところで、「論語」を読んでいて孔子の性格にむかむかしてしまうのですが、
(自慢好きだし、しょっちゅう揚げ足取るし、すぐすねるし)
これはいったい何なのでしょう。
「そこに思っても見なかった自分を見るから」と答えてしまい
すっかり河井寛二郎のことばがすきなのだな、と再確認しました。
言葉は難しいです。漢字はもっと難しい。
どうしてこんな表意文字があるのだろう。
たとえば「権」という文字がありますけれども、これは「権力」という
言葉にもあらわされるように、力を意味する言葉です。
いっぽうで、もともとの字は黄色い花の咲く木で、天秤のように
使う気、つまりつりあいや平均を表すことばでもあります。
そしてさらに、正常な状態に反する、という意味も持っている矛盾の漢字です。
これが形と線から出来てることが、もうたまらない。
ところで、「論語」を読んでいて孔子の性格にむかむかしてしまうのですが、
(自慢好きだし、しょっちゅう揚げ足取るし、すぐすねるし)
これはいったい何なのでしょう。