えぬ日和

日々雑記。第二、第四土曜更新を守っているつもり。コラムを書き散らしています。

はるばる行ってきたぜ

2008年08月31日 | 雑記
はこだてー、といいたいところですが
札幌を中心に旭川、小樽と経巡ってまいりました。

思っていたより寒くなくて、かきすぎた汗が冷えて
風邪を引いてしまったようで、微妙にくしゃみがとまりません。

旭川と言えば、例の旭山動物園です!
イトコにわがままを言って連れてってもらいました。
地図を見るまで気づかなかったのですが札幌~旭川間はかるく
東京~長野間の距離でした。
電車でコトコト2時間、バスでゴトゴト40分で到着。

動物園としては結構小さめな印象です。
多摩や上野の動物園と比べると規模はとても小さいのですが、
いかに見せるか、という工夫はTVでもさんざん紹介されてきたごとしです。
有名なホッキョクグマやアザラシの水槽以外にも、建物になっている
施設のほとんどは、窓を多めにとるなどして、狭い面積でも
いろんな姿が見られるようにしていました。
写真は「もうじゅう館」で窓ガラスにぶつけてきた虎の尻尾です。
窓際で虎が居眠りしていて軽く撮影会状態でした。

いい意味で、ローカルな雰囲気。
オリの並ぶ情景から脱却した動物園は、歩き回っていても
そんなに退屈しません。

ただ、今年六月にオープンした「オオカミの森」に関しては、
もうひとつだったように思えます。
通路が狭く、また、ホッキョクグマ館のように、顔を出して
直接オリの中を見せる場所への移動用の階段が邪魔して、
ヒトの流れがとにかく悪かった。
オープンしたて、ということもありますが、
平日の昼間に行っても10分ほどかかった行列が
休日になるとどうなるかはちょっと想像したくないです。

私は朝早く行って、開園直後くらいに入ったのでわりにスムーズに
回れたのですが、帰るころにはあざらし・ホッキョクグマ館に
ものすごい人数が並んでいました。
並んでも、あの有名な筒を上下する運動や、クマの場合は水に
入ってくれるかどうかすらわかりません。
「自然に近い姿を観て欲しい!!」という動物園側の願いは
十分すぎるほどある意味かなえられてると思います。

見る側としては、もすこしゆっくりじっくり見たいと思うのですが、
いきずりの観光客、出すぎた願いは控えましょう。
ゆっくりじっくり観るためには・・・?
旭川市民になるしか手はなさそうですね。

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