いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

魚金山(920m)クジ洞橋より

2014-10-12 | 岐阜、西濃の山
以前から気になっていた魚金山(イオカネヤマ)ですが普通は横倉水鳥林道の「のりこし峠」から別の林道を利用して登るようです。

が、それだとアッという間に終わってしまいそうで、たぶん物足りない。

そこでWEBにも紹介されてあった水鳥谷のクジ洞橋から登ることにしました。

根尾川の右岸を走り水鳥谷へ入ります。

水鳥谷に入ってから最初に谷を渡る橋がクジ洞橋です。


当初このルートは藪漕ぎを覚悟していましたが、最近はこのルートを歩かれる方も多いと見えて、しっかり踏み跡があります。 間伐材で土留めしてあり林業のための作業道なのでしょう。


30分ほどで道は小さな沢に出て、そこから急登が始まります。

青いテープを頼りに植樹された急登を登ります。


いい加減脹脛が辛くなってきたら開けた尾根の上に出ました。


尾根を進むと大岩が尾根上に表れます。


さらに進むとまた開けた場所にでます。ここが820mの尾根の屈曲点になります。

ここから尾根は南西方向に向きを変えます。

岩混じりの雰囲気の良い尾根です。 

ここで大きな角を持つ雄鹿が目の前を横切りました。いままで山中で見た中では最大サイズでした。

920mピークに近づくと藪漕ぎに変わります。

ピークの頂は藪の中です。


そして藪の向こうに魚金山が見えます。

魚金山までは藪尾根を外さないように歩きます。

藪の中からひょっと林道で出たので驚きました。そう言えば魚金山山頂は林道のすぐ横にあるのを思い出しました。

林道をしばらく歩くと魚金山の山頂に上がる踏み跡があります。

魚金山の三角点は山頂にはなく少し低いところにあります。

見晴らしのよい山頂で昼食を取った後、高尾山経由でのりこし峠、そこから舗装林道を歩いて車の置いてあるクジ洞橋まで行くつもりです。

まずは魚金山から林道を歩いて高尾山へと向かいます。

高尾山を越えたところでミスをしました。

赤布をたどって行ったのですが尾根筋から外れてしまい、その先に赤布は見当たりません。

尾根に上がり正規ルートに戻ればよかったのですが、木立の向こうにのりこし峠からの舗装林道が見えたので、ついつい楽な下りを選んでしまいました。

まっすぐ行けば舗装林道に出るのはわかっているのですが、いったん沢筋まで下った後、林道まで登らないといけません。


すぐに着くかと思いきや、結構急な下りが長くて、沢筋からの登りも急斜面できつくて、林道に出た時にはへばってしまいました。


やっと林道です。のりこし峠からかなり下に出てしまいました。

やっぱり間違いに気づいた時には横着せずに正規ルートまで戻らないといけませんね。

ここからクジ洞橋までは約7キロほどの道のりですが、舗装路なので1時間ぐらい経つと足裏が痛かったです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする