臨時高校教師日記 6
最初にお断りしておきます。
私の行っている高校は、町はずれの山すそにある、
ごく普通の高校で、ごく普通の授業をしているつもりですが。
1年生の授業も私、生徒ともに慣れてきました。
授業はひたすら「音程」。
完全音程、長、短音程が派生音を使うとわからなくなってしまう生徒がいる。
私の教え方も考えねばと日々反省と工夫をしています。
個人レッスンで対面で教えるのにはなれているのですが、
35人まとまると、
これから暑くなるとやる気がなくなるから、理論は早いうちにと考えています。
巡回して授業していますが、
一部のにぎやかな女の子たちが、
先生、胸おおきいやん。何カップなん?(想像にお任せします)。
先生、足きれいね(どうも ありがとね)。
巡回中に、足はさわるわ、お尻はさわるわ。
先生が、生徒にセクハラすると事件ですが、
生徒が先生をセクハラしていますわ。
というより、女の子が気にしている部分と私とを重ねて、
注目してくれていると考えておきます。
あんまり、私語が多いと減点ですよ。
はやく音程をマスターしてくださいね。
30日はイタリア歌曲のテストですよ。