ほたる君がお兄ちゃんたちのレッスンについて来ました。
ぼくの順番はいつ? なんて聞いてくるけど、
三歳ではまだ早いよ~。
スティックを握ると、
お兄ちゃんたちが叩いていたところをまねして叩いています。
よく見てるんだな~。 感心しました。
お兄ちゃんたちのレッスン風景
土曜夜、ドラムスクールの見学に行ってきました。
k ドラムスクール←
教室にはドラムコースがあり私が教えていますが、
やはり、現役バンドでセッションしている先生は体中に、
リズムと乗りがあふれています。
グループレッスンをしたことがないので、とても勉強になりました。
お互いが良い刺激になり
生徒の皆さんも、大変前向きに熱心に取り組んでいました。
7時半から10時半までの3時間、
セット2台と練習台を使って、みっちり練習、練習。
わたしも隅っこの練習台で叩いていましたが、
2時間半スティックをもって、叩き詰めの経験は初めてなので、
手はこわばるわ、右足はむくんでくるわ、
お肉のついているはずのお尻は痛いわ、
たまに意識がふらっとするわ
(たしかにその昔 熱心に練習しているとき、
頭が何も考えられなくても手足が動いている状態になっていましたが)
レッスンの締めくくりは二台のドラムで先生と一緒に。
先生の感性が生徒にリアルタイムにつたわり、
体で覚えるにはぴったりだと思いました。
先生と同じように出来たとき、たたきながらニコッっとしていた男の子が印象的でした。
ドラム演奏に必要な、体力はドラムでつけないといけませんが、
男性のパワーには及びません。
けい先生。
昨夜はありがとうございました。
見ず知らずのネットでみていきなりメールのやり取りをしただけの
あつかましさですみません。
さらなる向上を目指したい子がおりましたら、
またその節にはよろしくお願い致します。
臨時高校教師日記 7 書道教室にて
教室が向かい合わせなので、よく書道教室にお邪魔しています。
書道教室のほうが明るく机も広いので、採点や仕事に使わせてもらっています。
書道のえみ先生が、生徒の作品に、朱墨を入れながら、
「添削するのもね~」とつぶやきました。
えみ先生は私の娘とそう変わらない歳で、多くを語らず、
私が一方的におしゃべりしているのですが、
添削することによって、
先生の 好み、クセ、型にはめることになるかも・・。
のびのびと感性を伸ばして書かせてやりたい・・。
と つぶやきからそう感じました。
最初は先生のまねから入っていいと思いますよ。
先生の持っているものを習得して、
それから自分の個性を発揮してもいいのでは?
展示会をしても、
作品をみたら、大体どの先生のお弟子さんかわかるでしょ?
音楽でも、複数の先生で発表会をしたら、
選曲、弾き方、音色でどの先生の生徒さんかだいたいわかるわよ。
先生も流儀、好みを押し付けるのでなく、
それも選択肢の一つとしてとらえさせて、
個性を引き出す度量をもっていなければね。
そんな話で花が咲きました、というより私がしゃっべっていただけです
えみ先生のお手本の縦の線をみせていただきました。
すっと力を抜いた縦線。
少し力をこめてからすっとははらった縦線。
最後まで力を入れた縦線。
それを見たとき、ピアノを弾くのと同じだなって感じました。
腕の脱力具合、打鍵の高さ、いろんな要素で音色が変わってくる。
筆使いと、墨の濃淡を眺めていると、
鍵盤を走る指が見え、音が聞こえ,息使いが聞こえてくるようでした。
ただ 思いを込めた作品が、形となり視覚でずっと確認できますが、
音楽は、時間の流れに乗っていってしまう。形として残らない分、
その時々に耳と心を澄ませて集中力を持続させないと、いい音作品に
ならないな~っと ひとりつぶやいていました。
臨時高校教師日記 6
最初にお断りしておきます。
私の行っている高校は、町はずれの山すそにある、
ごく普通の高校で、ごく普通の授業をしているつもりですが。
1年生の授業も私、生徒ともに慣れてきました。
授業はひたすら「音程」。
完全音程、長、短音程が派生音を使うとわからなくなってしまう生徒がいる。
私の教え方も考えねばと日々反省と工夫をしています。
個人レッスンで対面で教えるのにはなれているのですが、
35人まとまると、
これから暑くなるとやる気がなくなるから、理論は早いうちにと考えています。
巡回して授業していますが、
一部のにぎやかな女の子たちが、
先生、胸おおきいやん。何カップなん?(想像にお任せします)。
先生、足きれいね(どうも ありがとね)。
巡回中に、足はさわるわ、お尻はさわるわ。
先生が、生徒にセクハラすると事件ですが、
生徒が先生をセクハラしていますわ。
というより、女の子が気にしている部分と私とを重ねて、
注目してくれていると考えておきます。
あんまり、私語が多いと減点ですよ。
はやく音程をマスターしてくださいね。
30日はイタリア歌曲のテストですよ。
「人形の夢と目覚め」
ここのところ忙しいしいけれど、
幼い姪っ子に聞かせてあげたいから、
これなら簡単に弾けそうと気軽に取り組んだ、
OLのあゆみさん。
1週目 譜読み
2週目 弾けてるのだけどなんとなく重い。
CDを聞いてもらいました。
え~っ! 踊りのところこんなに明るくて軽いの?
そうなんだけど、 どんなイメージしてたの?
暗いお城で古びたフランス人形が、なんか踊ってる感じ。
ドレスも重そうで・・・。お城の舞踏会なら3拍子かもしれないよ。これ2拍子。
イメージをリセットしてもう1回考えてみて~姪っ子が、リカちゃん人形と遊びながら、
眠ってしまい、夢見ながらお人形と楽しく踊っている感じにするわ。
来週が楽しみね。
でも どうして古びた重そうな感じになるのかしら
なにかあったの? あゆみさん
いつも土曜の夜にレッスンに来ているOLのお二人さん。
二人はいままで全く音楽経験がないので、
ずっと吹いているばかりでは、初心者は唇も疲れますから、
私がソルフェージュを担当しています。
楽器を教えているのは私の次女。(香海先生と呼びますね)
読譜、リズム、楽典等、楽器に慣れるのと並行して、
学んで欲しいこと山積み。
ましてやトロンボーンはヘ音記号での読譜ですからね。
香海先生は私のソルフェージュレッスンを見て、教え方や、
一つの内容についての様々な角度からのアプローチの仕方を学び、
私は、ホルンとトランペットしか吹いたことがないので、
一緒にボーンのマウスピースで学び、
二人三脚でレッスンをしています。
次回は香海先生は都合でレッスンが出来ず、
どうしたものかと考えていたら、
ソルフェージュも大事だから、次回はそれだけでお願いしますと、
彼女たちから提案がありました。
ソルフェージュの大切さをわかっていただきまして良かったです。
「ソルフェージュ」それって何?て問われませんか?
昨年も同じ時期に同じ人のコンサートがありましたので、
今年も行って来ました。
まだ若いかわいいお嬢さんです。
モーッアルトイヤーを意識してか、
1曲目は、
ご自身の編曲かしら、
「アイネクライネナハトムジ-ク」
きれいな音でしたが、なんか音色が固いのです。
ピアノの加減?
調律の加減?
それとも奏法?
な~んて事を考えながら聞いていました。
でも 生の音を聞くのは勉強になるわ。
私が撮った写真に娘が絵を書いてくれました。
音楽の教科書、作曲家の肖像にひげを足したりメガネをかけさせたり・・・。
しましたよね? それはちょっとお楽しみの遊びでいいのですが。
来年度教科書が変わるので、見本が届けられました。
ちょっと待って お蝶婦人・・ じゃなかった 蝶々婦人。
あなた着物の着方どう?
メトロポリタン歌劇場での写真なら仕方ないかな。
以前にも演出も歌手も外国の蝶々婦人の写真で見かけましたが。
でも写真の歌手、日本人ぽい? アジア系の人かな?
某出版社様、来年度の増刷までに差し替えてほしいな~。
中学校の時、地元の文化センターではじめて、
蝶々婦人を見たとき、
蝶々婦人宅にあがるとき、スズキはいちいち草履を脱いでいましたが、
ピンカートンや領事館の人は土足だったものね~子供心にちょっと
最近は新しい曲がどんどん取り入れられ、時代を映している教科書を、
見るのが大好きです。
カウンセリングレッスン?
日曜夜、無料体験レッスンを受けたい19歳の女の子が来ました。
いつもと同じく、
大きい人には必ず聞きます。
レッスンを受ける動機。音楽に関する夢、希望。
それと将来の夢、希望。
すこし雑談めいた会話をして(ごく一般的な)
じゃぁ 声を出してみる?(ヴォーカル希望)
えっ? 声を出すんですか
だって 体験レッスンでしょ
レッスンに来たのになにか迷ってる。
やはり彼女もそうなのね。(最近このような子が多いのです)
何かをしたい。試してみたい。
何かをしている自分でいたい。
心のよりどころを求めて来ているようです。
進学高校から受験したけれど、
大学の雰囲気が違う。
やめて、再度受験、でもだめだった。
高校の友達とも遠のいていく。
私の言ったことが彼女の思いと同じだったようで、
彼女は思わず涙ぐんでいました。
いまは頑張る時なんだけど、頑張り過ぎないでね~
2時間ほど話したあと帰っていきました。
喜怒哀楽を歌うことで表現できたらいいね。
5月中ごろにまた連絡しますと夜中にメールが来ていました。
根が深く踏まれても強いたんぽぽを見習いたい。