大田区議会報=区議会だよりの掲載スペースは、一部の政党に多く、一人会派には、極端に小さく割り当てられています。議会内で決めたことだと議会事務局は言いますが、区長部局は全く関与していない、と言えるでしょうか。議会と区長部局とが、考えの異なる少数意見を予算や多数決で、排除することもできるからこそ、民主主義における少数意見の尊重は大切だと思います。 . . . 本文を読む
新飛行ルートが始まって、都心低空飛行にギョッとされた経験をされた方も少なくないと思います。
ルート下近くの方たちは、騒音や圧迫感に悩まされていると思います。
空港周辺は、騒音影響を緩和する措置を講じる地域が指定されていますが、新ルート後、見直しが行われていません。
羽田空港は、東京都が指定することになっていて、新ルートに変わったことで、2021年1月に地域の見直しが始まりましたが、コロナの減便の影響から、現在は、見直しが止まっています。
この指定地域の見直しを求める陳情が出されたので、検討したところ、見直すことで、必ずしも、空港周辺住民にとって騒音影響が小さくなるわけではない問題が、見えてきました。
WHOの騒音ガイドラインが変わっているからです。
しかも、いま、新騒音ガイドラインで見直し、国が行っている固定化回避の結果を反映させると、新ルートが拡大する恐れがあるのです。
陳情に対し、どう考えたか、ご報告します。 . . . 本文を読む
マイナ保険証のどこに問題があるか、議会で取り上げた際の動画です。
不利益はないと始まったマイナンバーカードですが、紙の健康保険証廃止の法改正をしてしまいました。
便利と個人情報漏洩ばかりが表に出ていますが、マイナンバーなどで管理される官民情報を、企業が営利目的で使えるよう国家戦略特区法を改正しているのはご存じですか。
問題は、背景のいくつもの規制緩和を知らされず、保険証を廃止してしまうので、ほぼ、強制的に、マイナンバーカードの保険証利用に「同意」することになることです。
いったん、同意すれば、ほぼ自動的に新たな紐づけも同意したとみなされるよう規約を変えたので、企業に情報は使われる情報は飛躍的に広がります。 . . . 本文を読む
つくば市の特区構想みたら、投票をインターネットとかマイナンバーで投票できるよう進めていました。誰に、どの政党に投票するか、ビッグデーtで個人情報管理されて、民主主義は守れるでしょうか。 . . . 本文を読む
高さ制限の陳情が出て、審査に際し、陳情者のご住所を知りたくなりました。個人情報を知りたかったのではなくて、どの地域で、高さ制限が必要だと考える問題が起きているか、知りたかったのです。
特定の住所まで知りたかったわけではなく、町丁名がわかれば、その地域の現状を知ることができます。
ところが議会事務局は、陳情者の住所を知らせません。議会に出された陳情なのに、議長、委員長、付託先の議員にしか知らせないというのです。 . . . 本文を読む
第三回定例会で奈須りえも質問します
年間40分の質問時間数の残り時間10分使ってマイナ保険証について取り上げます。
プライバシーに焦点が上げられがちのマイナ保険証ですが、
行政が持つ情報には、資産情報(固定資産税)も、思想信条(図書館)も、政治的考え(投票)も、成績も、障がいの有無(障がい者手帳)も、、、、あります。
これらの経済利用が、マイナ保険証で可能になる、とした、どうでしょう。
9月17日(火)11時くらいから
また、
提出された議案について、同日
9月17日(火)16時半~に行います。
国も大田区のような地方も、毎議会ごと、法令が変わり、予算の付き方が変わり、少しずつ、この国が作り変えられていることに、気づいていただきたいと思います。
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予算は、区長が編成した、政治的希望が含まれた数字であるのに対し、決算は、使った結果です。決算を見て初めて、私たちの税金の使途が見えてきますし、そこから、予算を振り返ると、政治的意図がわかります。
大切な決算議会が始まります。
決算の資料と同時に送付されている補正予算や議案を調べ、決算を調べているところです。
私たちの暮らしに及ぼす影響や新しい変化など、報告していきます . . . 本文を読む
区議会だよりの掲載スペースが極端に小さく、落ち込んでいましたが、そうもしていられないので、こんな表を作ってみました。
1年間の議会質問に充てられた総行数を、議員総数で割って、一人当たり行数を出してみたら、66行になりました。
表をご覧になると、一人会派以外は、この66行を満たしています。一人会派が、わずか34行、33行しか質問を議会便りに掲載できないのは、自民など、公明、共産会派が、ひとり2行、合わせると、31人分=62行、多く掲載スペースを割いていたから、ということになります。 . . . 本文を読む
*9月13日から10月11日まで決算議会です
ティーパーティー、区政報告会は、一部、お休みさせていただきます。
◆区政報告会 参加費無料
議会で決めたこと取り上げている問題政治の現場が暮らしに関わっていることを
実感できるお話をします
10月20日(日)9時半~11時半
大田区消費者生活センター
大田区蒲田五丁目13番26- . . . 本文を読む
先日、電車に乗って帰る気力がなくなり、蒲田からタクシーで帰りました。
区議会だよりの奈須りえに与えられた紙面が、他議員より、極端に狭いことに、気づいたからです。
議会事務局から、ずーっとこの方法だといわれ、初当選から20年を過ぎたのに、気づかなかった自分のお人よしに、すっかり力が抜けてしまいました。
各議会、議員一人10分。年4回の定例会で一人40分。
この質問時間に応じた行数は、確保されているものだとばかり思ってきたからです。
ところが、20分質問して16行だった区議会だよりの紙面が、30分質問したのに、18行でした。
2行しか増えなくて、おかしいと思って調べて、そもそもの配分に問題があることがわかりました。
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右だ左だと言われますが、それでは、肝心の場面で、日本の主権国家として主張できているかと言えば、そうではありません。
私は、日本の主権国家としての一つ一つの手続きにこだわることにこそ、他国との対等で「フェア」な関係性を構築できると思っています。
たとえば、今回条例改正が行われた軽自動車税ですが、
日本国内のアメリカ軍人、軍関係者のマイカーの軽自動車税は、根拠法なく条例で規定しています。根拠となる法律はどこにもないのに、日米合同委員会の協議により定められた税率が、総務省の事務次官から区に通知され、これらを受けて大田区の条例を改正するのです。
様々な場面で、日本の主権が無いのは、日米地位協定や日米合同委員会があるからという人たちがいますが、実際の手続きをするのは、日本の行政や議会です。
仮に、軽自動車税6,900円のところ、アメリカ軍人や軍関係者は3,000円だとしても、法的手続きは、日本の法体系に基づき行うべきだと思います。(一応、米軍関係者は日米地位協定で資産課税しないと定められていることを根拠に、道路使用に関わる費用を軽減し3000円になっているという説明があります)
私を保守だと言ってくださる議員や行政の方たちは、日ごろの私のこうした主張を見てくださっているからだと思います。
ぜひ、ご一緒に
議会での討論は、時間が短く省略していますので、少し長い意見を掲載いたします。
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音楽は、一方で、平和への祈りを込めて作られ、他方、兵隊を鼓舞するためにも使われます。講師のシャンソン歌手長谷川智子さんは、車座懇談会で、1週間後が「フランス革命」のあった7月14日だという話から、戦争や、貧しさに想い、悩む人々の暮らしから、作られた歌のエピソードを話してくださいました。ワルツは、戦争には合わないと本で読んだ記憶があります。勇ましい行進曲2拍子は軍靴の足音を思い出させます。長谷川智子さんは、この3拍子と2拍子の話についても、触れられました。(私も大好きな)高校野球の行進曲は、その時の流行歌が選ばれますが、ワルツは歩きにくくて選ばれないでしょう(笑)。流行歌は、歌える幸せ・聴ける幸せを想えば、平和の象徴ですが、ある時代、あるメッセージを大衆に贈る(送る)ことも可能だと言うことで、扇動的な部分も持ち合わせていると言うことだと思います。 . . . 本文を読む
アンフェアな民主主義に、一緒に怒っていただけますか?
議会に関わることで、とても嫌なことがありました。区民の皆様に送られる議会便りの私の紙面が、ほかの議員より、小さかったことに気づいたのです。私より少ししか発言してない議員が、私より大きく掲載されていました。 . . . 本文を読む