大田区では、23区に先駆け2007年10月からプラスチックの全区的な焼却がスタートします。 ごみの対策は、リデュース(減量)・リユース(繰り返し使う)・リサイクル(再生利用)の順に優先されなければなりません。出口対策であるリサイクルにばかり目が向きがちな現状には問題があります。 しかし、だからといって、リサイクルそのものが否定され兼ねない現状もまた、問題であり、循環型社会をどのようにして形成していくかという視点で取り組むことが重要です。 リサイクルも、マテリアルリサイクル(再商品化)・ケミカルリサイクル(原料として再生利用)の順に優先されなければなりませんが、23区がプラスチック焼却の方針を公表したことで、最終的にリサイクルに適さない場合に選択されるべき焼却の際に発生する熱回収(サーマルリサイクル)が安易に行われようとしています。 先日、容器包装リサイクル法対象の「その他プラスチック」を再商品化している工場を見学に行ってきました。 . . . 本文を読む