現在大田区が行っている就学援助費の支給について、 ① 援助の対象に視力補正のための眼鏡を加え ② 基準を生活保護要保護基準の1.2から1.3に引き上げるとともに、 ③ これら要綱で規定していたものを条例による規定に変えるための議員提出議案で、以下の理由から賛成しましたが、反対多数で否決されました。 . . . 本文を読む
厚生労働省老健局長・社会援護局長をつとめた国際医療福祉大学大学院教授の中村秀一氏は、社会保障は自動的に決まるのではなく、人間が決めることであると言っています。神の見えざる手は働かない、ということです。 民営化しても、保育事業者には、行った事業に応じ、人件費基準額に基づいた公定価格が支払われていて、競争によるサービス向上や価格の低下は起きないのです。 これは、全部、人間が決めていること=政治が決めていること、だからです。 そこで問題なのが、民営事業者の保育士・介護従事者などの賃金が低くなっていることで、大きな社会問題にもなっています。 . . . 本文を読む