区立保育園を民立民営の保育園にするため、大田区の保育園条例から、大森南保育園と相生保育園を削除するための条例改正が行われましたが、次の理由から反対いたしました。 . . . 本文を読む
ひとくちに民営化といっても、民間委託、補助金、民営化、指定管理者制度、PFIなど、しくみも運営経費の支払い方も異なります。しかも、介護保険の報酬や認可保育園の運営経費(公定価格)には、建物建設費(資産所得)も含まれていますが、大田区が建物建設費を負担する場合と、民間事業者が負担する場合があり、必ずしも費用負担は「同じ」ではありません。ある意味、不公平とも言える、区立特別養護老人ホームたまがわの空調整備改修その他工事について、大田区が負担することに賛成した際の討論です。 . . . 本文を読む
大田区立図書館の選書について、区民の方から様々なご意見お問い合わせをいただいています。リクエストしたのに購入されなかった、と聞いて、直接教育委員会に問い合わせたところ、手違いを理由に購入した事例もありましたし、宗教の本は購入されにくい、と言われたと知って」、改めて大田区の選書基準を確認したこともありました。購入を希望したのに、国立国会図書館から本をとりよせ図書館内で閲覧するよう言われたと聞くと、ベストセラーは各館3冊まで購入できて、大田区で45冊も同じ本を購入しているのと比べ、公立図書館の役割をあらためて確認すべき時期にきていると感じます。 . . . 本文を読む
非営利(株主への配当などがない)で日本の福祉を担ってきた社会福祉法人ですが、税制を優遇されながら、多額の内部留保を溜め込む利益体質や理事長による私物化が問題視され、社会福祉法人改革によって、社会福祉法人の在り方が大きく変わってきています。私は、日本の福祉における社会福祉法人の役割は大きいと考えていますが、株式会社と同じ土俵で「効率性」で運営を強いられれば、現場労働者の賃金を引き下げるなど、事業への影響が大きくなることを心配しています。福祉を社会福祉法人に担わせるのであれば、市場原理は不要で委託がふさわしいと考えています。以下、大森福祉園の指定管理者の指定のための議案についての討論です。 . . . 本文を読む