大田区の基金が増えていて、すでに1200億円を超えています。
今から2000年には150億円くらいでしたから、すごく増えていることがお分かりいただけると思います。
特に、特定目的基金と言って、使途が限定されている基金が増える傾向にあります。
国では税金が足りなくて、国債を発行していますが、大田区では税金が余っている、という不思議なことが起きているのです。
しかも、基金は大田区だけでなく、23区も東京都など都道府県も、地方の自治体も増えています。
総務省|地方財政の分析|基金の積立状況等に関する調査結果 (soumu.go.jp)
さらに不思議なのは、基金の一部、または、全部を国債など政府系金融債を中心に購入する動きがあることです。
社会保障のために増税が繰り返されてきましたが、
多めに徴税し、土木工事や建設工事、国債購入のために税が流れているように見えます。 . . . 本文を読む