大田区に税金が余っているというのはこの間かなりお話ししているので、知っている方も多いと思います。実は、大田区だけでなく、日本全国地方自治体(公共団体)の税金は22兆円も基金に貯まっています。小泉構造改革で国と地方の財政のしくみが変わり、地方に税金が集まるようにしたのです。地方分権といいます。覚えていますか?国に使わせるより、住民に身近な自治体が使った方が、住民の声が届くみたいなイメージでしたね。ところが、そうやって地方に税金が増えたころから、基金が地方自治体に積みあがっていきます。 . . . 本文を読む