大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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23区より財政の厳しい横浜市で保育園待機児が解消できて23区はできない本当の理由【都議選の争点②】

2013年06月13日 | ├都政の課題

ビックリマーク都議選の争点については、こちらの記事と併せてご確認ください。

リンク23区の地方分権は、まず東京都からの分権【都議選の争点①】

リンク東京は経済のけん引役?オリンピック招致に財政力アピールする都/国に支援を求める区【都議選の争点③】

リンク議会改革「一言一句シナリオ通りの朗読大会?」【都議選の争点④】



 

横浜市の保育園待機児が解消されたことが、大きく取り上げられています。

横浜市は、東京23区より、財政的にはずっと厳しいのに、どうして横浜市で待機児解消が実現したのでしょうか。
確かに、取り組み方の違いもあります。
女性市長は違う、経営感覚を持っている人は違う、そういう側面もあるかもしれません。
しかし、必ずしもそればかりではないと私はとらえています。


横浜市は、市民の稼ぎ出す財源は、100%横浜市民のために使える仕組みですが、23区は違います。
23くみんが支払う固定資産税と法人住民税の約半分が、東京都のお財布に入っていきます。

東京都が、23区民の税金のうちの8,000円を使っているのです。

固定資産税、法人住民税。

どちらも、日本で一番土地が高く大企業の本社が数多く位置している23区の財源は豊かです。

少子化や高齢化により、23区が解決しなければならない課題は増えていますが、財源は、依然として東京都のお財布に入り続け、再現配分割合は変わりません。
 

私は、この財源配分割合を変え、23区に厚くする時期にきていると考えています。

分権、分権と言われていますが、今、23区に必要な分権は国からの分権ではなく、東京都からの分権です。


 


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