ドキュメンタリー映画【何を怖れる】
松井久子監督に加え、明日若弁護士の武井由起子さん、津田塾大学の北村文さんでの怒れる女子会。
豪華対談になります。
この対談つき映画会はなかなか実現できません。会場とのコラボでより密度の高い対談にしていきたいと思います。
【3月7日(土)】
①10時~13時(松井久子監督と昼食会)
②14時~17時(対談)
③18時~開場各回30分前
【会場】大田区消費者生活センター2F講座室 JR蒲田駅東口 川崎方面へ徒歩3分 大田区役所・労金となり
【料金】1,000円 障害者・学生500円 定員50名予約不要直接会場へ 子連れOK 10時の回のみ保育あり
【担当】向達(コウダツ)090-7256-3412 soukichi520@docomo.ne.jp (保育千円 要予約1歳半以上)
【主催】3わ会 http://www.kyoudou.city.ota.tokyo.jp/gnko05/mypage/index.php?gid=G0000095 協力:怒れる女子会
松井久子監督と怒れる女子会対談 各回シェアタイムあり
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以下は、女性史研究家もろさわようこさんが2012年11月4日港区男女平等参画センターで行った講演録からの抜粋です。
私たちが今生きている資本制社会は、利潤追求の効率の中で生活が営まれています、妊娠・出産をその肉体で担う女は、そのことのない男より劣化労働力とされ、労働市場では不利な立場に置かれます。戦後の第二のフェミニズム展開の中で「産む・産まないは女の権利」と、子産みの主体性が言われましたが、出産・養育への経済的保障が無く、子どもの父親に経済的に依存する暮らしの中では、「産む・産まない」権利委の確立はたやすくないはずです。
性暴力は男と女の間に減少しますが、その根は社会の仕組みにあるはずです。女に生き難いつらい状況にある時は、男もまた女と異なった生き難い状況にさらされているのです。
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【何を怖れる】HPより
本作品について
本作品は、70年代の日本のウーマンリブに始まる40数年の日本のフェミニズムの歴史と、現在も続いているさまざまな女たちの活動を映像で綴るドキュメンタリーです。
70 年代初頭に始まったリブ運動からほぼ40年。今や女性をとり巻く環境は大きく変わりました。この変化には、女がのぞんだ変化も、のぞまなかった変化も、想定外の変化もありました。のぞんだ変化の多くは、女であることを愛し、女たちと共感し、女たちとつながって、それぞれの立場で活躍してきたリブやフェミニズムの女たちの志がもたらした成果でした。
男社会から疎まれても、同性たちの偏見や誤解の目にさらされても、すすんで自らを「フェミニス ト」と名のり、目の前に立ちはだかる壁と闘いながら生きてきた女たち。彼女たちのエネルギッシュな生と活動の軌跡は、同時代を生きている者や後から産まれ た者たちに大きな勇気を与えてくれるでしょう。
そんな女たちも年齢を重ね、回顧の季節を迎えています。彼女たちが生きてきた歴史と人生の厚みを、まだ間に合ううちに記録に刻み、次の世代に手渡したいと、このほどドキュメンタリー映画の製作を企画いたしました。
映像による記録と表現は、多くのひとに豊かなメッセージを届けてくれるであろうと期待して。
「フェミニズムを生きた女たち」をつくる会