
カエデヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra ishiharai (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] エゾマツ・トドマツ・アカマツ・モミなど
[時 期] 4月~7月
※ 体長は約4.5㎜~7㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、低山地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は日中にカエデ・ショウマ・オガラバナ・ミズキ・シモツケ・バラ科植物などの花などで見られる。
針葉樹食いのため、ホスト樹木付近の花などではかなりの個体数が見る事が出来る。
良く似た種でコジマヒゲナガコバネカミキリ・コボトケヒゲナガコバネカミキリなどがあげられる。


山地のショウマの花に飛来していたカエデヒゲナガコバネカミキリ

小型でちょこまか忙しなく動き回るカエデヒゲナガコバネカミキリ

カエデヒゲナガコバネカミキリの♀(触覚が♂よりも短い)





針葉樹の枯れ枝から羽化したカエデヒゲナガコバネカミキリ
[採集時のカエデヒゲナガコバネカミキリ]




[カエデヒゲナガコバネカミキリの標本]




[近似種3種の比較写真]


カエデヒゲナガコバネカミキリ(体長:4.5~7㎜)・・・白紋がスポーツブラの様な形をしている
(ホスト:主にトドマツ・エゾマツ・アカマツなど)


コジマヒゲナガコバネカミキリ(体長:5.5~8㎜)・・・白紋がV字型で円周がほやける
(ホスト:主にクリ・キブシ・ミズキ・ムラサキシキブなど)


コボトケヒゲナガコバネカミキリ(体長:6.5~9㎜)・・・白紋はコウモリ型をしていて、3種の中では一番毛深くて体長も大きい
(ホスト:主にミツバウツギ・キブシ・アブラチャン・クリなど)
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