
コボトケヒゲナガコバネカミキリ Glaphyra kobotokensis (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] ミツバウツギ・キブシ・アブラチャン・クリなど
[時 期] 4月~6月
※ 体長は約6.5㎜~9㎜前後のカミキリムシ科カミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は少ない。
成虫は日中にカエデ・コデマリ・コゴメウツギ・サワフタギなどの花で見られる。
東京都八王子市の小仏峠で発見されたことが名前の由来となる。
良く似た種でカエデヒゲナガコバネカミキリ・コジマヒゲナガコバネカミキリなどがあげられる。





羽化後ほどなく交尾を行うコボトケヒゲナガコバネカミキのペア


雌雄で4匹が重なるスーパー交尾!!




雌のコボトケヒゲナガコバネカミキリ



雄のコボトケヒゲナガコバネカミキリ
[コボトケヒゲナガコバネカミキリ♀の標本と幼虫の食痕]


[近似種3種の比較写真]


カエデヒゲナガコバネカミキリ(体長:4.5~7㎜)・・・白紋がスポーツブラの様な形をしている
(ホスト:主にトドマツ・エゾマツ・アカマツなど)


コジマヒゲナガコバネカミキリ(体長:5.5~8㎜)・・・白紋がV字型で円周がほやける
(ホスト:主にクリ・キブシ・ミズキ・ムラサキシキブなど)


コボトケヒゲナガコバネカミキリ(体長:6.5~9㎜)・・・白紋はコウモリ型をしていて、3種の中では一番毛深くて体長も大きい
(ホスト:主にミツバウツギ・キブシ・アブラチャン・クリなど)
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