アヤシラフクチバ Sypnoides hercules
[分 布] 日本各地
[食 樹] ミズナラ・コナラ・カシワ・クヌギ・ブナ・イヌブナ・アラカシ・ウバメガシなど
[時 期] 6月~8月
※ 開張は約42㎜~53㎜前後のヤガ科シタバガ亜科に属する蛾の仲間。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は夜間灯火に飛来する。
近似種のシラフクチバ・クロシラフクチバに似る。
茶色の翅に白色帯が目立つ蛾で、白色帯の両側は直線状となり、後縁に対して垂直となる。
※ 別名:アヤクチバ
[近似種の比較写真]
左:アヤシラフクチバ・・・矢印の白色帯の両側は直線状、白斑の発達具合の変異が見られる。
右:シラフクチバ・・・赤矢印の白色帯の両側は波状で、青矢印の紋は後縁部で広がる半楕円形、本種は白班型・白条型・無紋型の変異がある。
クロシラフクチバ・・・赤矢印の橙紋は通常発達が弱い、本種は白班型・白条型・無紋型の変異がある。
※ クロシラフクチバとシラフクチバの外見での区別は困難とされる
[アヤシラフクチバの飼育記録]
左:5月21日 ミズナラの葉で幼虫を採集
右:5月24日 カップの底で繭を作り始める
左:5月26日 蛹化
右:6月11日 羽化
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