ヤマトキモンハナカミキリ Judolia japonica (北海道)
[分 布] 日本各地
[食 樹] クリ・ミズナラ・コナラなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約9㎜~11㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。
日本各地に分布しており、平地~山地に生息し局地的で個体数は少ない。
成虫は日中にクリ・リョウブ・ノリウツギなどの花に集まる他、寄生植物の
衰弱木・立枯れ・空洞部などでも見られる。
上翅は黒色で肩部~後方に見られる黄白色の紋が特徴的です、雌雄で斑紋パターンが異なりやや変異も見られる。
近似種のキモンハナカミキリ・シララカハナカミキリに似ているので下記の上翅斑紋写真を参考にしてほしい。
2017年 北海道 自己初採集のヤマトキモンハナカミキリの雌
2018年 北海道 採集後の室内にて雌のヤマトキモンハナカミキリ
2021年 北海道 クリの葉の上で休んでいた雄のヤマトキモンハナカミキリ
ヤマトキモンハナカミキリ雌の標本
[採集時のヤマトキモンハナカミキリ]
左:ヤマトキモンハナカミキリ ♀
右:ヤマトキモンハナカミキリ ♂
[ヤマトキモンハナカミキリの雄と雌の斑紋]
雄のヤマトキモンハナカミキリ・・・黒色で肩部に黄色紋が2つ見られるが若干変異型も見られる
雌のヤマトキモンハナカミキリ・・・黒色で肩部・中央・後方に各2個づつ黄色紋が見られるがやや変異も見られる
[似た様なカミキリムシ]
左:キモンハナカミキリ 北海道
中:シララカハナカミキリ 北海道
右:ヤマトキモンハナカミキリ 北海道
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