いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

エスカレーター・バリアフリー論。 ES in the barrier free theory

2013-04-04 20:02:24 | 日記
 (1)自動ドア(AD)、エレベーター(EV)、エスカレーター(ES)と日常生活で空気のようにあって当たり前と高層ビル社会、電力万能社会の便利な機能として近代化装備の代表のように思っているけれども、元を正せばバリアフリー設備(barrier free facilities)だ。

 建造物も横(左右)から縦(上下)へと進化を変えて高層建築化して、身体の自由が十分にきかない人にとっては移動に重力の負荷がかかる社会構造になって、移動を楽に補助するバリアフリー対応手段装備として開発された設備群だ。
 ほとんどのところでは健康上支障のない人のために階段(stairs)がセットされており、先を急ぐ人、健康、運動目的のための人が利用している。

 (2)ところがたとえばエスカレーター(escalator)の場合、ほとんどの社会認識として便利至上主義の近代化装備として理解、認知しているので、狭いエスカレーターステップの片側を空けてまるでエチケットとしてのように「先を急ぐ人」のための空きスペースを足早にまたは駆け抜ける速さで通り過ぎる光景が当たり前、そういう利用方法がルール化している。

 エスカレーターは衝撃には弱い構造になっていて、設計構造によっては強い衝撃(駆け抜ける)を受けると緊急自動停止する設定になっているものもあって、同乗者の安定バランスを欠き危険負荷を与えたり、その都度再稼動の復旧対応をとらなければならないなどやっかいなことになっている。

 (3)エスカレーターの利用アニュアルには、必ず同ステップを歩いたり走ったりしないよう注意、要請が示されているが、平行移動方式の移動道路レーンと同じ感覚でそれが当然とばかりに、自分だけは安全で問題はないとばかりに歩く走ると構造上は階段を利用すべきなのに大いに勘違いした目的外利用方法の人も多いのが特徴だ。

 エスカレーター事故は増え続けて、99年(600件)~09年(1400件)期統計では2倍以上に増えて、乗り方不良によるものが大半を占めている(EV協会調査)。
 仮にエスカレーター構造が屈強になって衝撃に耐えうるとしても、構造上同乗者がバランスを崩せばそれを支える安全構造にはなっていないので歩く走る利用方法は不適切なエスカレーター構造だ。

 (4)エスカレーターを「バリアフリー設備」と明記して同設備を歩いたり走ったりしない人は利用し、健康上支障のない健康運動のための人、先を急ぐ人はセットの階段の利用を促進する周知、啓発(development)を進めるべきだ。

 また周知当初は不都合も出るがエスカレーターの衝撃自動停止装置を感度良好にして、ステップを走るは論外だが歩く程度でも自動停止する設計構造にして、エスカレーター上での歩く走る行動を抑制することも方法論だ。

 (5)近代文明が近代化による便利さ、効率さだけを強調して、本来の目的、意図、意味、意義を顧(かえり)みないのは人間の性(さが)であるが、弱者救済社会の対極(polar)にあるものだ。

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