(1)日本の原子力行政はまったくもって二律背反の自己矛盾(self contradiction)した危険で無責任放置状態となっている。
①原子力規制委員会が10日に原発の再稼動に向けた新しい規制基準(regulatory standard)案を了承決定し、「世界レベルに負けない基準になった」と会見で胸をはったが、②その10日に福島第一原発事故現場では、増え続ける放射性汚染水の地下貯水槽で1,2基に続き3基目の漏水(leakage of contaminated water)が確認されて安全対策への非常事態を引き起こしていた。
地下貯水槽の7基中3基もの漏水が拡がったことで、漏水原因は地下貯水槽の設計・施工ミスの構造上の問題である確率が高まり、事業者の東電社長と技術責任者(副社長)が現地入りして当地下貯水槽の利用を停止し、地上タンクに放射性汚染水を切り替え貯蔵することを表明した。
(2)原発推進政策のもとに政府、事業者、専門家一体となって根拠もない原発「安全神話」をつくりあげたあげくの、想定外による甘い安全対策不足の結果による前代未聞の福島第一原発事故を招いていた。
政府、事業者、専門家の原子力村トライアングルの中心軸を自認する東電が科学(原子力)技術力の過信、不足、不備を同原発事故、対応でさらけだしておきながらの、終わりの見えない懲りない構造欠陥による地下貯水槽漏水事故だ。
(3)過去の原発事業のうそと虚偽報告による原発事業者の企業体質を放置して、その責任を事業者に一方的にまかせ、押し付けてきた政府の安全指導、主導力責任は大きい。
前代未聞の福島第一原発事故を招いても、政府、専門家一体となっての専門力、技術力、叡智を結集しての事故収束、対策が必要な中で、現場の対策、対応は東電まかせで原子力行政がすでに統治能力を欠いて空中分解している中での、その流れの中での技術力不足による構造的欠陥の地下貯水槽の漏水事故だ。
(4)誰の目にも原発の安全立脚性に疑問を持つ現体制の中での、政府(原子力規制委員会)による再稼動に向けた規制基準案の同時決定など、いくら「世界レベルに負けない基準になった」と胸をはっても見当違いの(思考能力をなくした)お笑い種(ぐさ)話にしか映らない自己矛盾の暴挙だ。
(5)経済活動のために原発は不可欠と主張する経団連は、福島第一原発事故のこの惨状(disastrous scene)について言及したのを聞いたことがない。東電はその経団連の中心軸でもある。
国民の生命、財産、権利保障以上に経済活動至上主義で露骨なエゴイズム集団だ。
①原子力規制委員会が10日に原発の再稼動に向けた新しい規制基準(regulatory standard)案を了承決定し、「世界レベルに負けない基準になった」と会見で胸をはったが、②その10日に福島第一原発事故現場では、増え続ける放射性汚染水の地下貯水槽で1,2基に続き3基目の漏水(leakage of contaminated water)が確認されて安全対策への非常事態を引き起こしていた。
地下貯水槽の7基中3基もの漏水が拡がったことで、漏水原因は地下貯水槽の設計・施工ミスの構造上の問題である確率が高まり、事業者の東電社長と技術責任者(副社長)が現地入りして当地下貯水槽の利用を停止し、地上タンクに放射性汚染水を切り替え貯蔵することを表明した。
(2)原発推進政策のもとに政府、事業者、専門家一体となって根拠もない原発「安全神話」をつくりあげたあげくの、想定外による甘い安全対策不足の結果による前代未聞の福島第一原発事故を招いていた。
政府、事業者、専門家の原子力村トライアングルの中心軸を自認する東電が科学(原子力)技術力の過信、不足、不備を同原発事故、対応でさらけだしておきながらの、終わりの見えない懲りない構造欠陥による地下貯水槽漏水事故だ。
(3)過去の原発事業のうそと虚偽報告による原発事業者の企業体質を放置して、その責任を事業者に一方的にまかせ、押し付けてきた政府の安全指導、主導力責任は大きい。
前代未聞の福島第一原発事故を招いても、政府、専門家一体となっての専門力、技術力、叡智を結集しての事故収束、対策が必要な中で、現場の対策、対応は東電まかせで原子力行政がすでに統治能力を欠いて空中分解している中での、その流れの中での技術力不足による構造的欠陥の地下貯水槽の漏水事故だ。
(4)誰の目にも原発の安全立脚性に疑問を持つ現体制の中での、政府(原子力規制委員会)による再稼動に向けた規制基準案の同時決定など、いくら「世界レベルに負けない基準になった」と胸をはっても見当違いの(思考能力をなくした)お笑い種(ぐさ)話にしか映らない自己矛盾の暴挙だ。
(5)経済活動のために原発は不可欠と主張する経団連は、福島第一原発事故のこの惨状(disastrous scene)について言及したのを聞いたことがない。東電はその経団連の中心軸でもある。
国民の生命、財産、権利保障以上に経済活動至上主義で露骨なエゴイズム集団だ。