いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

桜の季節の来日。 visit to japan in a season of cherry blossoms

2013-04-16 19:47:06 | 日記
 (1)ミャンマーのアウンサンスーチーさんが来日している。かねてから日本の桜の季節に来日(visit to japan in a cherry blossoms)したいと述べての27年ぶりの来日だ。
 27年前は京大で客員研究員として過ごし、その後かって父が建国した祖国が軍事独裁国家の道を歩む中、周囲の反対を押し切って帰国して民主化指導者として活動し20年近くの過酷な自宅軟禁のくり返しを経験して、近年ミャンマーの民主化(democratize)の中で女性政治家として最大野党を率いて政治に参画している、信念と信条、意志の人、世界が注目するカリスマ政治家(charisma stateswoman)だ。

 (2)かって過ごした京都を訪れ、2大学での講演会では若い学生に囲まれて長年の自宅軟禁に耐えた強健な精神性を笑顔で装う人間性の高さがタレント並みの羨望の的だ。

 ミャンマーは民主化に移行して、アジアの中央に位置するロケーションに豊富な埋蔵天然資源、女性を含めて識字率の高い国民性、文化性から、開発潜在能力、可能性能力の大きさで世界の投資の注目を集めている。

 (3)アウンサンスーチーさんは当初は軍事独裁政権に厳しく対峙してきたが、このため同政権による徹底した隔離軟禁制裁にあい、長い年月を費やしてきた。近年になって政権との話し合い、柔軟対応性を示して、ミャンマー民主化を側面から加速させてもきた。

 ミャンマーでは政府と一部部族間闘争が激化しているが、アウンサンスーチーさんがこれに政府寄りの政治姿勢を示していることから、同国内でもかってのような民主勢力の絶対的な存在でもないとも言われている。
 ミャンマーの民主化推進とアウンサンスーチーさんの政府との柔軟関係化の「変化」の行き着く先に「何」を見ているのか、今はまだよくわからない現状だ。

 (4)アウンサンスーチーさんの外国訪問では、米国のオバマ大統領や韓国の朴クネ大統領との会談もセットされて、いまだミャンマーの1議員(最大野党議長)への対応としては特別な配慮がなされている。

 アウンサンスーチーさんは日本政府の当時ミャンマー軍事独裁政権への経済支援政策の解禁に民主化を遅らせるだけと強い抵抗感を持っていたと言われて、日本政府には必ずしも好意的ばかりとはいえない感情、事情もあると言われている。

 (5)アウンサンスーチーさんの今回の来日目的が、かって滞在した日本への郷愁旅行なのか、ミャンマー(アウンサンスーチーさんは国名「ビルマ」を使う)民主化の国際認知のプロパガンダ(propaganda)なのか、日本政府のミャンマー投資への協力要請もあるのか、1議員の枠を超えたカリスマ政治家としての来日目的はよく伝わってこない。
 
 来日時には安倍首相は硫黄島視察に向かっており、いまのところ会談の予定(外相とは会談)は入っておらずに、これまでの他国訪問との対応の違いははっきりしている。

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