ディランとクラプトンの日本。 dylan and clapton in japan

　ボブ・ディランとエリック・クラプトンが４月の日本に居て、コンサートを同時にやっているというすばらしいコンサート市場の日本だが、同時に地震災害国日本の現実もよくわかったのではないのか。

　昨日夜９時３０分前の熊本大地震は震度７の大地震で、熊本城の瓦、石垣も一部崩れたり、家屋崩壊も相次ぐ大被害を及ぼし、震度７の直撃を受けた同県益城町は町全体が崩壊したかのような大災害となった。

　この日、ボブ・ディランは名古屋で、エリック・クラプトンは東京でこの地震災害国の現実を受け止めたと思うが、ここはぜひ熊本地域の被災者に対して勇気ある何かを伝えてほしいと願うばかりだ。

　ボブ・ディランとエリック・クラプトンがこの日本に同時に居ることなど考えられない偶然性で必然性の日本にいるのだから。
　ディランは平和憲法を持ち戦争をしない日本の政治、文化に興味がないはずはなく、クラプトンも日本にはよくやってくる。同じ英国のビートルズが世界とは違った日本で特に独自の感性、文化観で特別に受け入れられたことはよくわかっているはずだ。

　ディランとクラプトンが日本で特別の災害日をともに経験して、離れた被災者に勇気を伝えてほしいものだ。
　それでもすばらしい日本に生まれたひとりとして、ともに願うばかりだ。

　やはり特別に極めた世界人がともに日本にいて、偶然にも必然にもその時に熊本を襲った大地震を感じて、気持ちを同じくしてくれることが勇気になることはおおいにある。それが人間であり社会だ。