いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

人間とウイルスと自然。 humanity & virus & nature

2021-01-11 19:44:03 | 日記
 (1)新型ウイルスというのは人間がつくり出したものではない、自然界のもの原生的なものだから人間は抗体力をもたない。人間には見えないし、壁をすり抜けトランスファー(transfer)する異次元のものではないが、王冠、花冠の型をして威丈高でどこにいるのかわからないうちに密かに近づいている。

 (2)感染肺炎なのでウイルスを吸い込むと呼吸器系細胞を破壊して死に至ることもある危険媒体物だ。毒を持って毒を制するワクチン開発、実用化なので、効果性目的だけでなく副作用、反作用には慎重な確実性の高い対応、確認の安全性が求められる。

 (3)ここがむずかしいところで、「毒」(ワクチン)を持って「毒」(ウイルス)を制するワクチンに「安全性」を求めるという反比例性がシンクロするところに目的の高さ、むずかしさがあり、しかし今日的高い科学力、医学力がそれを乗り超えて自然界、原生的脅威に対抗しなければ人間生命力の安全保障はみえない。

 (4)世界ではすでに190万人強が亡くなり、日本でも4千人を超える死亡者が出ているコロナ戦争での途方もない犠牲者の数だ。目に見えないウイルスでどこにいるかもわからない、感染したからといって必ずしも亡くなるというものではなく、そこのすき間に油断、甘さ、過失が入り込む。

 (5)人と人、人とモノが接触しないことが感染予防の基本だが、人間社会はそうしては生きて行けないところなので犠牲者が増え続けている。情報化時代、社会で人間と人間の接触を減らして生きていく方法論もある今日的時代、社会で試行錯誤されているが、まだ人間社会にはそういう社会構造が認識、実感、スキルとしては乏しく、またそういう生き方、生活様式が人間社会にふさわしいのか、合っているのかは疑問でわからない。

 (6)少なくとも人間の歴史の近代化、先進性、先端性、高度化が自然界、原生的なものからその能力、可能性について試されている、突き付けられている命題(proposition)としてのコロナ戦争、コロナ感染社会だ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 民主主義と崩壊とパンデミッ... | トップ | 背景の分析。 analysis of a ... »

日記」カテゴリの最新記事