いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

背景の分析。 analysis of a background

2021-01-12 20:03:44 | 日記
 (1)これだけ感染拡大、爆発が起きると警戒、危機を国民に訴えたいのはよくわかるが、メディアも正しい情報、理解、背景、比較でそうしているのか、情報、データ操作をして警戒、危機を煽(あお)っているのではないのかと懸念、疑問に思うこともある。

 情報、データ操作、煽って危機を誇大化しているとすれば、国民は危機を正しく、正確にとらえることができずにこれも危険な方向だ。

 (2)危機管理は正しい情報、データを早く、正確に、広く伝えることが共同して一致して危機に備える、対峙する効果となる。コロナ感染拡大では、メディアは連日、過去最大の感染者数と発表して急増傾向を伝えている。

 それをいちいちどうというわけではないが、精査する手段も持たないが、土、日と感染者が急増して土、日としては過去最大数を更新していると伝え、翌月曜も月曜としては過去最大となったと報じている。

 (3)数字だけをみればそうかもしれないが、その月曜日は祝日であり、これまでの週明け仕事が始まる月曜とは比較状況、背景が違っており、データ上一様にして月曜としては過去最大数とくくっていいものではない。

 メディアとしては感染拡大、爆発が収まらずに、続いていることを強調して国民への警戒、自粛を喚起したい気持ちはあり、自粛、理解、協力を訴えたかったのだろうが、情報、データ操作、煽りであり危機になればなるほど正しい正確な情報、データ管理、比較、伝達が必要であり、重要だ。

 (4)そうした社会信頼関係が説得力を持ち、結果として国民、企業の情報、データ共有、理解、協力推進につながるもので、正しい、正確な情報、データの背景、比較で煽るのであればそれもいいが、誇大化は混乱と不信、パニックにつながるものだ。

 今回の政府の第3波緊急事態宣言は地域限定的で、第1波の全国的緊急事態宣言時に比べて人出は各所で数十%割合で増えており(報道)、国民に情報慣れ、危機意識が慢性化している緩慢さがみられる。

 (5)変異種して拡大するコロナのつけいる隙だ。油断する状況ではないが、国民、油断はできない。

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