(1)昨年は厚底特殊シューズで記録破りの大学箱根駅伝だったが、今年は優勝校、有力校が往路で大きく出遅れて出場4回の創価大学が往路優勝した。往路では区間新記録が一人と低調で、コロナ社会で活動自粛、休止が続き、チームとしての練習、実戦不足があきらかな箱根駅伝となった。
復路では往路3位の優勝候補の一角駒大が追い上げて最終10区終盤で創価大を逆転し、13年振り優勝を果たしたスリリングな結末を迎えた。1日の社会人ニューイヤー駅伝は連覇中の旭化成が3位に終わり、12年振りに富士通が優勝して、偶然にも今年の駅伝は同じような軌跡、奇跡をたどった。
(2)偶然にもと書いたが、やはりコロナ社会での影響があきらかな練習、調整のむずかしさが出たレース展開だったといえる。
昨年末からのコロナ第3波が今年に持ち越して、2日には1都3県の知事が政府に対して緊急事態宣言の発出を要請しており、コロナ感染拡大は重症者も増えて医療ひっ迫で収まる気配もみせない。
(3)これから仕事始めとなり専門家からは1月末にかけてさらに本格的な感染拡大が来るという見通しも聞かれる。今年最大のイベントといえば、今年7月に延期された東京五輪開催だ。仮にコロナ感染が収束に向かい開催ということになれば、経済、社会に与える効果は大きく、国民にとっても世界にとってもダイナミズム(dynamism)になるものだが、候補選手からは開催に前向きな言葉は聞かれずに、これで練習に熱が入るのか、冒頭の駅伝レース経過を見ても仮にこれで東京五輪を開催しても候補選手の潜在能力を十分発揮できるのかわからない。
(4)冒頭駅伝レースも沿道での声援、応援は自粛されて、これまでと違って声援、応援が後押しするというモチベーション、ダイナミズム不在の物足りなさが最大限の力量を発揮できないことも考えられて、東京五輪も例外というわけにもいかない。
まずはコロナ第3波のさらなる感染拡大、影響を阻止する国、政府、自治体の対策、支援であり、企業、国民の協力、自覚、工夫が求められる。
(5)昨年1年間経験した糧(コロナ縮小のデータが示す、ある)を経て、新年(から)も後手、後手、ゴテ、ゴテ対策のくり返しではあまりに無策で、それではいけない。
復路では往路3位の優勝候補の一角駒大が追い上げて最終10区終盤で創価大を逆転し、13年振り優勝を果たしたスリリングな結末を迎えた。1日の社会人ニューイヤー駅伝は連覇中の旭化成が3位に終わり、12年振りに富士通が優勝して、偶然にも今年の駅伝は同じような軌跡、奇跡をたどった。
(2)偶然にもと書いたが、やはりコロナ社会での影響があきらかな練習、調整のむずかしさが出たレース展開だったといえる。
昨年末からのコロナ第3波が今年に持ち越して、2日には1都3県の知事が政府に対して緊急事態宣言の発出を要請しており、コロナ感染拡大は重症者も増えて医療ひっ迫で収まる気配もみせない。
(3)これから仕事始めとなり専門家からは1月末にかけてさらに本格的な感染拡大が来るという見通しも聞かれる。今年最大のイベントといえば、今年7月に延期された東京五輪開催だ。仮にコロナ感染が収束に向かい開催ということになれば、経済、社会に与える効果は大きく、国民にとっても世界にとってもダイナミズム(dynamism)になるものだが、候補選手からは開催に前向きな言葉は聞かれずに、これで練習に熱が入るのか、冒頭の駅伝レース経過を見ても仮にこれで東京五輪を開催しても候補選手の潜在能力を十分発揮できるのかわからない。
(4)冒頭駅伝レースも沿道での声援、応援は自粛されて、これまでと違って声援、応援が後押しするというモチベーション、ダイナミズム不在の物足りなさが最大限の力量を発揮できないことも考えられて、東京五輪も例外というわけにもいかない。
まずはコロナ第3波のさらなる感染拡大、影響を阻止する国、政府、自治体の対策、支援であり、企業、国民の協力、自覚、工夫が求められる。
(5)昨年1年間経験した糧(コロナ縮小のデータが示す、ある)を経て、新年(から)も後手、後手、ゴテ、ゴテ対策のくり返しではあまりに無策で、それではいけない。