いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

株価高騰とコロナ爆発。 a sudden rise of stock prices & burst of corona virus

2021-01-01 20:29:12 | 日記
 (1)大晦日は日経平均株価終値が2万7444円と31年振り(報道)の「高値」となり、新年のご祝儀相場を先取りして、都のコロナ感染者数が1日で1337人と初めて千人を超えて「最多」となった。乱高下の激しい動きのまま新年2021年を迎えることになった。

 株価は期待込みの実態を反映しない数字だが、経済への期待の大きさでもあり悪くはないが、それに影響を及ぼす現実社会のコロナ感染爆発(burst of corona virus)だ。

 (2)感染爆発は若い世代に多く(50%弱)、重症リスクの高い65才以上にもみられ(10%強)て(報道)幅広く広がっており、70%は感染経路がわからない状況だ。もはや感染経路がどうというより、国、国民全体が危機意識を持って共有して、感染防止に向かうことが必要で、冬、年末にはコロナ第3波が来るといわれてそのとおり来たのは国、政府、自治体、国民すべての危機意識の不足、対策不足でしかない。

 (3)結果として医療現場のひっ迫、負担は深刻で休まることがない。小市民的国民意識(the petite bourgeoisie)と書いてきたが、自分(の生活)さえよければいいという自己意識が国、国民全体の利益を考えない、結果として来るべき第3波がそのとおり来たという混乱だ。

 コロナ対策では政府と自治体の意識、思惑のズレ、連携不足があきらかで、問題を複雑にしている。

 (4)感染症はくり返されるものであり、国と自治体の対策構図を整理して一本化し組織化して対応しなければ、失敗をくり返すことになる。ワクチン開発は国益、国威を競うように各国でそれぞれに進んでおり、効果性、安全性が確保されているのかわからずに、ワクチン闇市場(報道)も動き、正当に臨床治験をやって2月末以降の実用化で第3波対策には遅れる。

 (4)WHOの初期対応は国連負担資金力のある中国への遠慮も問題とされて、世界的コロナ対策で指導力を発揮できたのかわからずに、コロナウイルスだけは変異種転化しており人間世界はまとまりに欠ける対応で一体感がみられない。

 国も「ひとつ」になれる、世界も「ひとつ」になれる、ならなければならないコロナ対策であったが、そうはならずにパンデミック(pandemic)となった。

 (5)大晦日の実態のない記録的な株高高騰(a sudden rise of stock prices)現象が目について、コロナ感染者数増も記録的では、人間、世界の底の浅さを実感させられる1年の始まりだ。


 

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