「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
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simさんから紹介していただいて、amazonで頼んでおいた
本が早速届きました。VHDLによる論理合成の基礎

今はじっくり読んでる暇がないので、ひとまず
5分くらいでザーーーーーと全体を眺めてみました。

うん。なるほど。
もしこの本を最初に読んでたらチンプンカンプンだった
ろうけど、予備知識が1ppmくらいあるのでなんとなく
理解可能ですね。
一部のテクニカルタームは一度勉強しなおさないと
いけないかな。「意図しないラッチが合成される」
とナニがいけないのかとか。他の本でも出てくるんだけど、
ラッチが合成されるとナニがイケナイの?意図しない
からイケナイの?とか。
それ以外はパッと見た感じ難しいテクニカルタームは
見当たらないかな。


今まで魔法の呪文にしか見えなかったlibrary読み込みの
意味や書き方、演算子の優先順位、順序処理と同時処理
の図解、センシティビティーリストのRTLシミュレー
ションと論理合成結果の差、クロックとの同期・非同期、
ステートマシンのポイント、クロックの取り扱いなどなど。
内容はかなり盛りだくさん。いい感じ。

呪文にしか見えなかった部分を文法的に解説して
あったり、そういうのはやっぱり嬉しい感じ。


腰据えて読まないと理解は大変そうだけど、知りたかった
辺りのことがしっかり書かれているみたい。
simさんに感謝です!

同社のverilogHDL用の本と比べて値段が2/3程度と安い
のは誌面の多い少ないに因るのかなぁ?


後ろの方に「演習問題」もあるので、ある程度読んだら
挑戦してみます。そうねぇ、こうやって「問題解いてみる」
っていうのは一気に理解深まりそうですね。合成可能
か不可能かをなんとなく想像できるようになるのも
遠くないかもしれません。…それは言いすぎだな。


いずれにしても、近々時間が出来たら読んでみます。
近々、VHDLが自分のモノになっているといいな。



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mega48で作ったFM音源の実験のお話。

打楽器は倍音成分を持たないので、モジュレータの
周波数比を整数倍にしなかったら打楽器系の音が
出せるのではないかというお話をしてました。

で、それを実際に実験してみました。

(結論)
 ・今回作ったプログラムでは打楽器っぽい音色
  には聞こえない感じでした
  →一応適当に大きな素数を使ってみたんですが、
   なんとなく金属的な倍音成分を含む音色になった

(理由)
 ・非整数といっても、実際はプログラムの都合上
  周波数比を1~255の間で設定出来るだけ
  なので、適当に大きい数値を使って、
  いわゆる乱数算出ロジック的にするのが精一杯
 ・音程(基音)がドミソドの4音だけでバリエーション
  が少ない
 ・アルゴリズムが単純(モジュレータが1個しかない)

というわけで、樋口宗孝のベードラ並に胸にズンとくる
音色には至りませんでした。

もしかしたら、基音をあれこれ変えたり、周波数比を
もっと非整数になるようなロジックにしたり、アルゴリズム
をもっと複雑にしたりしたら、ちゃんと打楽器っぽい
音が出るのかも知れません。

いずれまた実験してみたい…。



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