化物語 第12話「つばさキャット 其ノ貮」。TV版最終回。
ファーストデート
「デートをします」というひたぎの突然の宣言から始まった今回。弁当が「I LOVE KOYOMI」と「I LOVE HITAGI」ってw
ご飯粒を暦の頬につけて、それを取るひたぎ。しかし何故捨てるww
照れつつ結局のところ「デートをしなさい」という結論に達した。こうして暦はひたぎと初めてのデートをすることに・・・
が、何と父親の運転する車に乗ってのデート。初デートに父親同伴で暦はがっかり&緊張。「私のこと、好き?」という質問にも即答できないくらい焦り、走行中なのにドアを開けようとしたり。
「戦場ヶ原」と呼ぶと、父親も戦場ヶ原なのでややこしい事に。「ひたぎさん」と呼んでもひたぎは「阿良々木くん」。
ひたぎに自分のどういう所が好きなのかを問うと「優しい・可愛い・助けに来てくれる王子様」と見事なまでに暦を打ちのめしましたwその直後に彼氏をごみ呼ばわりするとはw
ひたぎとの勉強会のおかげで、実力テストの点は思った以上に伸びたとの事。羽川の勉強はランクが違い、常に好成績を期待されるのはどれほどのプレッシャー、ストレスなのだろう。
話は神原へと移り、何故ああなのかと問う。すると暦の価値基準を揺るがすような卑猥な言葉を述べ、耳をはむことでまたも暦は打ちのめされましたw
父と暦
目的地に到着。ひたぎは準備があるからと、暦を父と2人きりにしてどこかへ。
父親は立木さん・・・どうしても新世紀を思い出してしまうのですが(汗。「娘をよろしく頼む・・何ちゃって」と意外とユーモアのある父親のようで。
あんなに楽しそうなひたぎを見るのは久しぶりらしく、ひたぎが変わったのには暦が絡んでいるのを知っている。「たまたま」と暦は言うも、「必要な時にそこにいてくれた」その事自体が大きな意味を持つとの事。今度は真面目に娘をよろしく頼まれました。
準備が出来たらしく、ひたぎは父に礼を言って暦とどこかへ。
宝物
決して上を見ずに目的地まで連れて来られた暦。仰向けになって目を開くと、そこには数え切れない星々が。「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」・・・もしかしてEDってここから来てるのか?それともEDが最初?それはそうとゼロノスですねw
勉強・後輩・父親・星空。これらが今ひたぎが持っている全て。いずれあのひたぎを襲った下衆がしようとした事をする時が来るかもしれない。しかし今のひたぎは暦を失うのが怖い。心底ひたぎは暦に参ってる様子。この星空はひたぎが父と母と見た宝物。
暦はひたぎの全てが好き。ひたぎも暦が好き。まだ奪われていない唇。「キスをしましょう」。そしてこの日は記念すべき日に・・・
感想
良い父親でしたし、ひたぎが時々照れたり髪をまとめているのも可愛らしく、改めてヒロインだということを認識させられました。暦も最後はちゃんと好きだと言えてましたね。
・・・でも「つばさキャット」ですよね、今回(汗。肝心の羽川は名前しか出てきて無い気がするんですが。ネットで配信される3~5には出てくるのでしょう、多分。
それはそれとして、面白い良い話でした。
さてTV版最終回。思えば最初の頃よりも随分この作品が好きになったなぁと。「時間が長く感じる」ばかりでしたからね(苦笑。2、3話辺りは視聴する気が段々落ちてきて、でも真宵のOPで驚かされてちゃんと見始めて、面白くなって。
笑ったり、驚かされたり。言葉が上手かったり。良い作品だったと思います。