あまんちゅ! 第6話「ホントじゃない願いのコト」

あまんちゅ!　第6話「ホントじゃない願いのコト」

　「アイドルにするかお菓子屋さんにするか、迷っちゃったー!」という双葉の同級生が洲崎綾さんだったわけですが、中の人的には美波だよなぁ・・・と思った第6話。

　さて今回はいよいよプール講習!てこが泳げないという弱点が発覚したものの、テスト内容の変更により見事合か・・・くしない!?原作ではこの時点で合格していましたが、アニメは若干展開が変わっていますね。話の順番も上手いこと入れ替えてはいるなぁとは思っていましたが、この展開はちょっと予想外でした。となると、最終回付近で再度プール講習に合格して、最終回で海に潜って晴れて・・・という流れになるのかな。

　願い、抱負、目標。そういった言葉かはとても大きなものを感じます。ですが、何もアイドルになる、お菓子屋さんになる、スポーツ選手になるといった、スケールの大きなもの、将来の夢だけが願いや目標ではないでしょう。てこのように、今生まれたばかりの小さな願いだって、立派な願いです。大事なのは願うことや目標を立てることではなく、動くことが出来るかどうか。目標を立てても、動けなければ目標は目標のまま。「やりたい」という気持ちで動き出せるか否か。ぴかりやぴかりの祖母たちと出会い、てこは自分から一歩踏み出せるようになっていました。

　動けば必ず何かに出会える。やらなければできない。真斗やぴかりの言うように、大事なのは「動くこと」「やってみること」なんだと思えた第6話でした。

　それにしてもアニメで改めて思いましたが、てこって本当に美人さんですね。それでいて可愛らしい一面も見せてくれますし、髪形もころころ変わる。毎回、色んなてこの魅力に改めて気づかされます。

ポケスペORAS編 第20話（後半）

ポケットモンスターSPECIALのORAS編、第20話（後半）が公開されました。

　かつてグラードンとカイオーガの戦いを止める際は、サファイアがルビーに思いを告白していました。「ここに・・・おって?」と戦いが終わっても遠くへ行かないで欲しい、蘇るホウエンの自然を知って欲しいというサファイアの願いは「・・・一緒に・・・ミシロへ戻ろう?」というものでした。
　それが今度はルビーがサファイアに告白し、一緒に宇宙へ行って欲しいと告げることに。最後の一瞬まで一緒にいたい。時間はかかりましたが、互いに一緒にいたいという思いは同じであると通じ合えましたね。大好きだからこそ危険な目にあわせたくない、でも一緒にいたい。1人で背負い込みがちだったルビーにしては珍しいわがままというか、本音を口にした良いシーンだと思います。
　
　ヒガナはルビーとサファイアが2人で宇宙へ向かうと知り、帰って来れないかもしれない、宇宙の塵になるかもしれないと心配するが、ルビーはそうならないために皆頑張っているという。
　「自分の命と引きかえに星を守るだなんてバカバカしい。自己犠牲とか大キライだ。隕石を撃破して生きて帰ってきますよ。ボクもサファイアもね」とルビー。ルビーも一度は自分の命と引きかえに星を守った父とダイゴ、カガリの姿を見ていますからね・・・人一倍その思いは強いのでしょう。


　痴話喧嘩でメガシンカしていた2人ではありましたが、最終的にはルビーが宇宙に一緒に行って欲しい、最後の一瞬まで一緒にいたいと素直な思いを告白し、サファイアもそれを受け入れることに。いつだって素直に思いを口にしていたサファイアと、考えすぎるがあまりなかなか思いを口に出来なかったルビー。この件ではすれ違うことも多かった2人でしたが、ようやく通じ合えて何よりでした。
　また、ヒガナにも「今からでも遅くなかよ」と笑顔を向けられるサファイアは、本当に素敵な女の子ですね。そして、違う出会い方を出来ていればと思えるようになったヒガナもまた、良い子だと思います。

　ルビーとサファイア、ヒガナは互いに面識が無かったものの、ボーマンダに襲われた一件を考えると小さい頃に既に出会っていたとも考えられます。なのでルビーが帽子をずらしていたのは、ボーマンダの一件が3人にとっての「出会い」だと考えていたからではないかと。
　色々なしがらみを乗り越えて、笑顔で言葉を交わせるようになったルビーたち。窓の外のボスゴドラとボーマンダがまたいい味を出しています・・・

　まさかここでコンテストライブの衣装を着ることになるとは思いませんでしたが、これもある意味では決意の表れなのでしょう。2人で一緒にライブに出るという夢をその身に纏い、必ず帰ってくるという意思を強く持つ。クライマックスも近づいているであろうこの局面、盛り上がってまいりました!それにしても、帽子の無いルビーは新鮮だなぁ・・・

　もしかしたら2人で宇宙を舞台に最大級のパフォーマンスを見せてくれたり・・・?