相棒20 第11話「二人」
冠城くんのもとに届いた一本の電話。それは彼の姉である由梨からの、記憶喪失の男性にまつわる相談事。彼が覚えていた名前と会社名を頼りに身元を探るも、なかなか手がかりが掴めない。男性が保護された時の経緯が少しずつ明らかになるに連れて、第一発見者である少年たちの隠し事なども判明していく…といった感じで、今年の正月スペシャルはいつもよりもどこか落ち着いた感じのある話となっていました。
サブタイトルどおり、特定の個人のみならず、不特定多数の様々な「二人」の対比や関係性が描かれた話でした。右京さんと冠城くんに始まり、鍵を握る少年二人、冠城姉弟、先生と秘書、少年と老人、富める者と貧しい者、正規と非正規などなど…最後には今後の対決を示唆するセリフもありましたが、以前にも特命係をどうにかしようとしていた人いませんでしたっけ。卒業までに出番あるんだろうか……
あと、彼よりよっぽどアレな人物との戦いを終えた後なうえに、肩書きだけ大物で劇中の行動がそんなでもなかったので、いまいち迫力に欠ける気がしました。
記憶喪失の人物は、最初の態度だけ見るとあまり良い印象は抱けませんでしたが、少年と共に過ごすうちに少しずつ元々の責任感の強さや人の良さなどを思い出していってる感じがしましたね。正体は意外なものでしたし、記憶を取り戻した後の行動も頼もしく、あの二人の友人関係も今後とも続いていって欲しいなーと。少年同士の友情も良いけど、ああいった年も立場もまるで違う二人の関係性も良いですよね。
そして出会いは思わぬところに転がっているもので……あの二人のその後について描くとは思わなかったので意表を突かれたのと同時に、他人に迷惑をかけない範囲で夢を叶えていって欲しいなと思わされました。
また、今回初登場となった冠城くんのお姉さん。予告からして柔らかい雰囲気を漂わせてはいましたが、まさかの「わーくん」呼びは驚かされましたね。美人で可愛いとか反則では?お姉さん兼親代わりといった印象を受けました。
今シーズンで冠城くんは卒業ですから、最終回で出番がありそうな気がしないでもないですが、果たして。
困った時に頼れる誰かがいてくれるのはとてもありがたいことですが、同時にその人に迷惑をかけてしまってはいないかと考える気持ちもわかります。だからこそ、少年は記憶喪失の男性に「頼る」「お願いする」のではなく「仕事を依頼する」ことを選んだのでしょう。
確かに迷惑をかけてしまうかもしれないし、時には危険なことに巻き込んでしまうかもしれない。それでも見て見ぬ振りをせずに頼って欲しいと言ってくれる人を大事にしていきたい。そんなことを感じた正月スペシャルでした。
そんなこんなでまた次回。劇場版第一作の放送もあるそうで。以前見た時はまるっとカットされてるシーンがありましたが、今回は…?
冠城くんのもとに届いた一本の電話。それは彼の姉である由梨からの、記憶喪失の男性にまつわる相談事。彼が覚えていた名前と会社名を頼りに身元を探るも、なかなか手がかりが掴めない。男性が保護された時の経緯が少しずつ明らかになるに連れて、第一発見者である少年たちの隠し事なども判明していく…といった感じで、今年の正月スペシャルはいつもよりもどこか落ち着いた感じのある話となっていました。
サブタイトルどおり、特定の個人のみならず、不特定多数の様々な「二人」の対比や関係性が描かれた話でした。右京さんと冠城くんに始まり、鍵を握る少年二人、冠城姉弟、先生と秘書、少年と老人、富める者と貧しい者、正規と非正規などなど…最後には今後の対決を示唆するセリフもありましたが、以前にも特命係をどうにかしようとしていた人いませんでしたっけ。卒業までに出番あるんだろうか……
あと、彼よりよっぽどアレな人物との戦いを終えた後なうえに、肩書きだけ大物で劇中の行動がそんなでもなかったので、いまいち迫力に欠ける気がしました。
記憶喪失の人物は、最初の態度だけ見るとあまり良い印象は抱けませんでしたが、少年と共に過ごすうちに少しずつ元々の責任感の強さや人の良さなどを思い出していってる感じがしましたね。正体は意外なものでしたし、記憶を取り戻した後の行動も頼もしく、あの二人の友人関係も今後とも続いていって欲しいなーと。少年同士の友情も良いけど、ああいった年も立場もまるで違う二人の関係性も良いですよね。
そして出会いは思わぬところに転がっているもので……あの二人のその後について描くとは思わなかったので意表を突かれたのと同時に、他人に迷惑をかけない範囲で夢を叶えていって欲しいなと思わされました。
また、今回初登場となった冠城くんのお姉さん。予告からして柔らかい雰囲気を漂わせてはいましたが、まさかの「わーくん」呼びは驚かされましたね。美人で可愛いとか反則では?お姉さん兼親代わりといった印象を受けました。
今シーズンで冠城くんは卒業ですから、最終回で出番がありそうな気がしないでもないですが、果たして。
困った時に頼れる誰かがいてくれるのはとてもありがたいことですが、同時にその人に迷惑をかけてしまってはいないかと考える気持ちもわかります。だからこそ、少年は記憶喪失の男性に「頼る」「お願いする」のではなく「仕事を依頼する」ことを選んだのでしょう。
確かに迷惑をかけてしまうかもしれないし、時には危険なことに巻き込んでしまうかもしれない。それでも見て見ぬ振りをせずに頼って欲しいと言ってくれる人を大事にしていきたい。そんなことを感じた正月スペシャルでした。
そんなこんなでまた次回。劇場版第一作の放送もあるそうで。以前見た時はまるっとカットされてるシーンがありましたが、今回は…?