ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ(2024) 第8話と第9話は共に地底に住む怪獣が登場。
まずは第8話「ユカの苦悩 二号ロボ起動計画」では、第7話で別世界の天才たちの偉業を目の当たりにし、どんなアイディアを出しても見劣りしてしまうと落ち込んでいたユカに「他人と比べることがそんなに重要なのですか。あなたも、自分がやれることをやってきたじゃないですか」とマウンテンガリバーⅡ-Vが見せたのは、ウインダムが初めて起動した時の出来事。
「時として意外なものが別のところで役に立ったりするもんだ。そうやって使えるものは何でも使って、理想を実現する。それが俺たちの仕事だ」とはストレイジのバコさんの談。実際、色々あって起動に必要な電力の確保に悩まされていたウインダムに一役買ったのはネロンガの細胞であり、ジラースのエリマキはエリマキテレスドンでは光線の発射器官等として役に立つなど、本来とは異なる用途が思わぬ効果を発揮した話でした。そして後々の話では引退したセブンガーも持ち出して仲間を救うという理想を実現していましたから、全話見た後にこの話を見ると、バコさんの言葉の重みが増しますね。
過去の己を振り返り、自分にできる最高の仕事をすると決意を新たにするユカの笑顔で締めくくられた話でした。にしても、ゼットさんの危機に颯爽と駆け付けるウインダムのカッコよさ、機敏な動きやエリマキテレスドンとなってからの活躍が目覚ましいテレスドン、そしてウインダムの力を借りつつ、エリマキテレスドンの猛攻をかいくぐって必殺の一撃を放つゼットさんと、いつ見ても戦闘も見どころだらけの回だなぁ……
続く第9話「怪奇!虫の音の夜」では、ユカが席を外した際にマウンテンガリバーⅡ-Vがブレーザーたちと地底甲獣ズグガンとの戦いの一部始終を受信。結果的にブレーザーのハイパーキーが完成することとなりました。
こちらはスカードの副隊長ナグラ・テルアキが父が倒れたと聞いて里帰りした際、地底甲獣ズグガンと交戦することになった話。
テルアキはズグガンが地上付近に現れた理由を推測する際に、「現れたのかもしれない」ではなく「現れてしまったのかもしれない」という表現を用いていました。互いの領域を脅かさなければ共に暮らせる未来があったが、既に被害が出ている以上駆除はやむをえない。ズグガンの卵を破壊する際の「すまない」と併せて、スカードは、テルアキは好き好んで怪獣を駆除しているわけではなく、人間の生活を守るためにやむを得ず命を奪っているというのが伝わってくるお話でした。仲間が助けを求める声を作戦に用いたことへの謝罪も含まれていたのかもしれません。
また、テレスドンはジオフロント工事の騒音で目覚めたと、ズグガンはより豊かな土壌を狙ったものとそれぞれ推測されていました。第8話と第9話は同じ大地に暮らす者の共存の難しさという点では共通するものがあるかなと。
といったところで、次回はウルトラマン同士の共闘。
まずは第8話「ユカの苦悩 二号ロボ起動計画」では、第7話で別世界の天才たちの偉業を目の当たりにし、どんなアイディアを出しても見劣りしてしまうと落ち込んでいたユカに「他人と比べることがそんなに重要なのですか。あなたも、自分がやれることをやってきたじゃないですか」とマウンテンガリバーⅡ-Vが見せたのは、ウインダムが初めて起動した時の出来事。
「時として意外なものが別のところで役に立ったりするもんだ。そうやって使えるものは何でも使って、理想を実現する。それが俺たちの仕事だ」とはストレイジのバコさんの談。実際、色々あって起動に必要な電力の確保に悩まされていたウインダムに一役買ったのはネロンガの細胞であり、ジラースのエリマキはエリマキテレスドンでは光線の発射器官等として役に立つなど、本来とは異なる用途が思わぬ効果を発揮した話でした。そして後々の話では引退したセブンガーも持ち出して仲間を救うという理想を実現していましたから、全話見た後にこの話を見ると、バコさんの言葉の重みが増しますね。
過去の己を振り返り、自分にできる最高の仕事をすると決意を新たにするユカの笑顔で締めくくられた話でした。にしても、ゼットさんの危機に颯爽と駆け付けるウインダムのカッコよさ、機敏な動きやエリマキテレスドンとなってからの活躍が目覚ましいテレスドン、そしてウインダムの力を借りつつ、エリマキテレスドンの猛攻をかいくぐって必殺の一撃を放つゼットさんと、いつ見ても戦闘も見どころだらけの回だなぁ……
続く第9話「怪奇!虫の音の夜」では、ユカが席を外した際にマウンテンガリバーⅡ-Vがブレーザーたちと地底甲獣ズグガンとの戦いの一部始終を受信。結果的にブレーザーのハイパーキーが完成することとなりました。
こちらはスカードの副隊長ナグラ・テルアキが父が倒れたと聞いて里帰りした際、地底甲獣ズグガンと交戦することになった話。
テルアキはズグガンが地上付近に現れた理由を推測する際に、「現れたのかもしれない」ではなく「現れてしまったのかもしれない」という表現を用いていました。互いの領域を脅かさなければ共に暮らせる未来があったが、既に被害が出ている以上駆除はやむをえない。ズグガンの卵を破壊する際の「すまない」と併せて、スカードは、テルアキは好き好んで怪獣を駆除しているわけではなく、人間の生活を守るためにやむを得ず命を奪っているというのが伝わってくるお話でした。仲間が助けを求める声を作戦に用いたことへの謝罪も含まれていたのかもしれません。
また、テレスドンはジオフロント工事の騒音で目覚めたと、ズグガンはより豊かな土壌を狙ったものとそれぞれ推測されていました。第8話と第9話は同じ大地に暮らす者の共存の難しさという点では共通するものがあるかなと。
といったところで、次回はウルトラマン同士の共闘。