ひびレビ

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エースを狙え

2007-02-06 19:44:04 | ウルトラシリーズ
今週のメビウスは「脅威のメビウスキラー」。登場するのはあのウルトラマンエースを苦しめた異次元超人エースキラーの対メビウス使用メビウスキラー。外見は似ているが、能力に差異があるようだ。

さてそのモデルとなったエースキラー。その名の通りエースを倒すためだけに作られたロボット。「死刑!ウルトラ5兄弟」「銀河に散った5つの星」の前後編に登場したかなりの強敵。

ゴルゴダ星におびき出された4兄弟を磔にし(エースは初代マンに叩かれて説得されて地球を守るため帰還。やけに人間らしい初代であった)、彼らから武器や光線を奪い取った。その後テスト用として作られたエースロボットを4兄弟の必殺技で粉砕する。

実際の対決でもエースのメタリウム光線を浴びてもビクともせず、エメリウム光線やスペシウム光線でエースを苦しめる。だがエースは4兄弟からエネルギーを受け、自分のエネルギーを加えた最強技スペースQでエースキラーを粉砕(写真参考)。ちなみに「Q」とは「五重奏」を意味する「Quintet」の頭文字だと解釈。

というわけでいよいよ佳境に突入する「ウルトラマンメビウス」。公式ページのメビウスキラーたちの怪獣図鑑が今現在見れないのは何故?

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2 コメント

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自己犠牲と生きる努力 (A-chan)
2007-05-02 14:06:12
こんにちは。また参りました。
今度は13話での5兄弟のやり取りについての私の意見をば。

あのやり取りは、外面だけ見るとエースの兄達が自分達の命を犠牲にしてエースを助けたように思えますが、私の考えはちょっと違います。
何故ならエース1人が逃げたとしても、ヤプールは残りの面子を人質にしてエースを誘き出す作戦を取るのは目に見えているでしょう。もし兄達が戦いの犠牲になる覚悟なら、後々エースの足を引っ張らないように、エースに全エネルギーを与えてその場で玉砕していた筈だと思います。

後に最後の切り札とも言うべき「スペースQ」という合体技を使って危機から脱した事から察するに、兄達は兄弟みんなが助かる「切り札」としてエースを逃がしたのではないでしょうか。
そう考えれば、ウルトラマンの一見犠牲的とも思えるセリフは、兄弟全ての存亡をエースに託した言葉のように受け取れますし、エースもその言葉の意味を汲み取ったからこそ泣く泣く脱出したのだと思います。
だから私は、エースの『ボクも兄さん達と死のう』と言うセリフも絶望的なものでは無く『みんな生きるも死ぬも一緒だよ』といった意味合いの言葉に受け取っています。

エース13話・14話が私にとって「絶望的になったウルトラ兄弟の自己犠牲に自己完結した」話だったら果てしなくゲンナリしますが、そうでは無く「ウルトラ兄弟達が希望を捨てず必死で生きる努力をして勝利した」話だと思うからこそ輝いて見えるんです。
自己犠牲の精神は美しいですが、実際誰かが犠牲になる事は美しくも何ともありませんからね。
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A-chanさんへ (nexussseed)
2007-05-02 19:48:34
こんばんは。

私の考えもほぼ同じです。エースを逃がしたのは地球を救うためだと思っていたので、その点では異なりますが。

地球と自分たちの運命を全て託した兄弟たち。それだけエースを信頼していたということなのでしょう。エースはきっと帰ってくる。そう信じて逆転の機会を狙っていたのかもしれません。

犠牲の上に成り立つ勝利もありますが、後味の悪いものです。確かに美しくも何とも無いですね。
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