「七回死んだ男」を読みました。
ある日突然、同じ日を何度も繰り返す「反復落とし穴」にはまってしまう体質である久太郎。後継者問題で揉めている祖父の家へ親戚一同が揃った日、その反復落とし穴に落ちてしまい、さらには思いがけない事件に巻き込まれていく、といったストーリーでした。
同じ日を9回繰り返す「反復落とし穴」。1月1日に落とし穴にはまったとすると、9回目の1月1日が本来の歴史として捉えられて1月2日に移行するそうで。チャンスを活かし、失敗を避け、最善の1月1日を過ごす事も出来るわけですが、同時に二度と繰り返したくないと思っていた日にはまってしまうと・・・(汗。
事件を回避するためにあれやこれやと行動をとる久太郎ですが、事件は尚も起こり続ける。頑張っても結果はほぼ同じ。読んでる私も「またかよ」と思ってしまいました。久太郎と同じ日を何度も繰り返す(読んでいく)うちに、久太郎に近い気持ちになっていたのかもしれません。それでもあがき続ける久太郎。
読んでいるうちに疑問点もいくつか湧いてきて、それが最後で一気に解決されます。所々おかしかったのには気づいていましたが、まさかあんな結果が待っているとは思いませんでした。てっきりある人物も反復落とし穴にはまっているものだとばかり。ただ、この謎に関しては今だったら難しいのではないかと思いました。高校生ぐらいなら・・・と。
久太郎が思いを寄せる女性として、祖父の秘書である友理さんという人物が出てくるのですが、何故かはがないのステラさんが被りました(苦笑。全然違うのに。
ともあれ、読み応えのある作品で面白かったです。
ある日突然、同じ日を何度も繰り返す「反復落とし穴」にはまってしまう体質である久太郎。後継者問題で揉めている祖父の家へ親戚一同が揃った日、その反復落とし穴に落ちてしまい、さらには思いがけない事件に巻き込まれていく、といったストーリーでした。
同じ日を9回繰り返す「反復落とし穴」。1月1日に落とし穴にはまったとすると、9回目の1月1日が本来の歴史として捉えられて1月2日に移行するそうで。チャンスを活かし、失敗を避け、最善の1月1日を過ごす事も出来るわけですが、同時に二度と繰り返したくないと思っていた日にはまってしまうと・・・(汗。
事件を回避するためにあれやこれやと行動をとる久太郎ですが、事件は尚も起こり続ける。頑張っても結果はほぼ同じ。読んでる私も「またかよ」と思ってしまいました。久太郎と同じ日を何度も繰り返す(読んでいく)うちに、久太郎に近い気持ちになっていたのかもしれません。それでもあがき続ける久太郎。
読んでいるうちに疑問点もいくつか湧いてきて、それが最後で一気に解決されます。所々おかしかったのには気づいていましたが、まさかあんな結果が待っているとは思いませんでした。てっきりある人物も反復落とし穴にはまっているものだとばかり。ただ、この謎に関しては今だったら難しいのではないかと思いました。高校生ぐらいなら・・・と。
久太郎が思いを寄せる女性として、祖父の秘書である友理さんという人物が出てくるのですが、何故かはがないのステラさんが被りました(苦笑。全然違うのに。
ともあれ、読み応えのある作品で面白かったです。