ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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勇者エクスカイザー 第9話「お花見山は大仏さわぎ」

2020-02-21 07:49:00 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第9話「お花見山は大仏さわぎ」

 家族やコトミ、徳田と一緒に山でお花見を楽しむコウタ。数々の星を巡ってきたエクスカイザーもその美しさに見惚れていたが、そこへ桜の木々を奪うべくアーマーガイストが現れた!更にサンダーガイストは頂上にある大仏を奪おうと試みて・・・

感想
 仲間外れにされる時の定番「悪いけどこれ○人用なんだ」。でも一応リフトを戻して乗れるようにしてくれるのはタクミの良いところ。

 さて今回はお花見騒ぎ。家族からは普通の車と思われているエクスカイザーには、山のような荷物が詰め込まれ、レイカーブラザーズには桜の飾りが散りばめられて・・・あの、先頭に明らかにテープかなんかで張り付けただけの桜の枝があるんですが、それ走行中に吹っ飛びません・・・?(汗。

 美しい風景に心奪われるエクスカイザーと、夢のような一時に浸るコトミちゃん。ここでコウタはコトミちゃんのためにと枝を揺らし、更に花びらを舞い散らせる行動に出ます。当然、たまたま来ていた先生からは怒られて、コトミちゃんからも自然に散るのが良いのであって、乱暴に散らしてしまうのは違うと怒られる・・・のかと思いましたが、コトミちゃんは普通に喜んでいました。その後、タクミ家専用リフトに乗れると知ったら、タクミと腕を組んで歩いてましたし、大人びてるんだか子供なんだかイマイチ分からない子ですね(苦笑。

 一方のガイスターはといえば、失敗続きでダイノガイストからも怒られっぱなし。アーマーガイストは名誉挽回とばかりにサンダーガイストを連れて桜の木を奪おうとしたわけですが、引き抜くたびに花びらが全部散ってしまって台無しに。エネルギーボックスを遠隔操作し、一度破壊されたガイスターロボたちを合体・復活させるという試みは面白かったですが、奪えたのはカラオケの機械だけで、ダイノガイストが満足するはずもなく・・・こういうところを見せられると、敵ながら憎めないキャラクターだなと感じますね。
 また、名誉挽回のパートナーとしてサンダーガイストを選ぶあたり、ガイスター内の交友関係も見て取れて面白いです。プテラガイストだと手柄を横取りされそうですし、ホーンガイストとは意見をぶつけ合って思うように作戦が進まないかもしれない。何を考えているか分かりづらい時もあるけど、他2体よりはマシ・・・みたいな感じでサンダーガイストが選ばれたのかなと。

 今回は仏像に狛犬、リフトがそれぞれガイスターロボと化したり、合体したり、果ては大仏も動き出す中、(キング)エクスカイザーは「真空桜吹雪」なる技を披露するなど、単身奮闘していました。桜の花びらが舞い散る中でのフィニッシュ、カッコよかったです。
 ところで今回はコトミやタクミがいる中で互いの名前を呼び合っていたコウタとエクスカイザーですが、エクスカイザーの正体(コウタの家の車)であることなどが、そろそろコトミたちに明かされるんですかね?とりあえず次の話ではそういった点には触れていませんでしたが・・・


 ラストでサガットステージを思い出したところで、また次回。
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相棒18 第16話「けむり」

2020-02-20 07:47:51 | 相棒シリーズ
相棒18 第16話「けむり」

 1本の吸い殻以外一切の痕跡を残さない伝説の連続窃盗犯「けむり」。その「けむり」の犯行現場であるケアハウスで、初めて遺体が見つかった。
 陣川は「けむり」を捕まえるべく、久々に有休を取って捜査に参加。「けむり」は早々に居酒屋「あおびょうたん」の常連・佐田重蔵だと判明するも、逮捕後も「けむり」と同様の手口の事件が発生し、捜査一課は困惑。そんな時、「あおびょうたん」で働いている斎藤理沙と重蔵との新たな接点が判明し・・・

感想
 「もう幸子さんとはお会いできないってことじゃないですか」・・・うん、本当にねぇ・・・もったいないというか、何といいますか・・・残念でしたね・・・

 さて気を取り直して今回は久々に陣川くん登場。後味が悪い元相棒の話と、不穏な雰囲気漂うブラックパールの女の話に挟まれて、いつもどおりの陣川くん回は一種の清涼剤になってますね(笑。

 「あおびょうたん」に勤める斎藤理沙、本名・三崎理沙を運命の人だと、優しい人だと信じて必死になって彼女の無実を証明するべく動く陣川くん。サラッと自分のことを刑事だと言ったり、店では別の職業だと言ったり、これまたサラッと捜査情報を一般人に流したりと相変わらずなところもありますが、それでもかつてランドセルが寄付された施設をしらみつぶしに当たる行動力は、彼ならではのものでしょう。
 今回も残念な結果に終わってしまったわけですが、決して脈が無かったわけではなく。別れ際に「タイプじゃない」と告げたのは、彼女の優しさだったのでしょうね。もし期待を持たせるようなことを言ってしまえば、陣川くんは彼女の出所を待ち続け、出所後再度プロポーズをするかもしれない。けれども「刑事の妻が、元窃盗犯」だということを快く思わない人も少なからずいるでしょう。陣川くんは気にしなくても、あることないことを書き込む人だっているでしょうし、何ならいずれ産まれる子供にも謂れのない非難が浴びせられるかもしれない・・・今回の事件の経緯を考えると、理沙はそんな風に考えたのかもしれません。

 ケアハウスの理事長殺しの真犯人は・・・加害者でもありましたが、家族の、自分の人生が歪められてしまった被害者でもありました。一番悪いのは理事長ではありますが、かつて真相が明らかにされなかった別の事件について、様々な憶測を書き込んだのは無関係な第三者。
 今の時代、情報の伝達速度も相当なものですが、それが残り続けるということもまた怖いです。今回、かつての事件の真相は明らかになりましたが、それが広まる一方で、間違った情報も残り続けるわけで。それがまた厄介だなと。
 真犯人に「警察に自首しよう」「正当防衛だ」と声をかけた際に帰ってきた「殺人犯の子供は誰も信じてくれない」という声が何とも悲痛でした・・・
 

 また、今回重蔵が所持していた「120万円のカバンの領収書」の日付からランドセルを思いつくあたり、さすがは右京さんだなぁと。冠城くんも右京さんと同じ点に注目して動いてくれていましたし、頭を働かす右京さんと、着眼点が良く動きも早い冠城くん、とりあえずあちこち動き回る陣川くん、何だかんだで調べてくれる青木・・・と、改めて見るとバランスの良いメンバーですね。

 真犯人は出所した後でもまた色々言われることになるかもしれませんが、今回の「あおびょうたん」の女将さんのような人物に出会えることを望むばかりです。ところで「あおびょうたん」は新たな「花の里」になるんでしょうか。今回だけだとそんな雰囲気はありませんでしたが、でもあのお店で飲みかわしながらの締めは、ほんの1年前の出来事だというのに、とても懐かしく感じられましたね・・・

 そんなこんなでまた次回。
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騎士竜戦隊リュウソウジャー 第46話「気高き騎士竜たち」

2020-02-19 08:07:12 | 騎士竜戦隊リュウソウジャー
騎士竜戦隊リュウソウジャー 第46話「気高き騎士竜たち」

 突如ドルイドンもリュウソウ族も敵とみなして暴れ始めたヤバソード。その様子を見ていたティラミーゴやぴーたんは、大好きなコウたちのためにエラスと共に再び封印される覚悟を固めていた。
 全騎士竜とリュウソウカリバーの力で再びエラスを封印するべく、再び洞窟へと接近するリュウソウジャー。だが洞窟の入り口にはリュウソウルに反応する結界が仕掛けてあった。やむなくリュウソウル無しで突入するコウとアスナだが、プリシャスには苦戦を強いられる。そこに駆け付けてきたのは何と・・・

感想
 「最初は勢いだけのバカなやつだと思ってた」・・・今回も勢いだけでリュウソウル無しで洞窟に突っ込んでいった気がしないでもない。

 さて今回はリュウソウブラウン登場!プリシャスとの決戦!そして驚愕の真実が明らかに!な、お話でした。

 全騎士竜とリュウソウカリバーの力をもって、エラスを再び封印する。封印を嫌がっていたぴーたんもまた、好きになったみんなのためならばと自ら封印されることを望んでいました。ここら辺、みんなを代表してティラミーゴやぴーたんが喋ってるんでしょうけども、出来ることならモサレックスやディメボルケーノ、パキガルーといった喋れる騎士竜の声も欲しかったですし、何ならトリケーンたちも喋らせてあげても良かったのではと、今更ながらに感じてしまいました。

 ともあれ、エラスがいる洞窟へとリュウソウル無しで突入したコウとアスナ。アスナはリュウソウル無しでも持ち前の怪力で岩壁を引きはがして盾にしたり、後々リュウソウブラウンとして戦うセトーに良いツッコミを入れたり、この前のシーンではマスターブラックの言葉に対して口をもごもごさせながら返答したりと、美味しい役回りでしたね(笑。

 そして2人の元に駆け付けたセトーは、地中に埋めていたリュウソウブラウンの鎧を纏って参戦!見た目は騎士、中身はオッサン・・・見た目は仮面ライダー、中身はオッサン・・・仮面ライダー純のあんまりにもあんまりな活躍を思い出して不安になってしまいましたが、ふざけているように見えてプリシャスを取り押さえたり、その後の総力戦ではリュウソウルを使って戦いをサポートしてくれたりと、良い感じに立ち振る舞ってくれて何よりでした。
 プリシャスとの決戦では、再生するプリシャスを相手に、再生する間もないくらい容赦なく連続攻撃を叩き込む様がカッコよかったです。

 で、これで終わりかと思いきや、ここでエラスの意志を受け取ったプリシャス、そしてクレオンの口からリュウソウ族とドルイドンに関する真実が明らかに。
 何とエラスが最初に産んだのはリュウソウ族であり、星を守るために生み出したリュウソウ族が愚かな争いを始めたためにドルイドンを生成。そのドルイドンが今度は地球を滅ぼそうとしているからドルイドンも倒そうと試みたと・・・まさかリュウソウ族同士の争いが、こんなところに繋がっていたとは思いもしませんでした。
 これまで幾度となく「使命」を口にしてきたリュウソウジャーでしたが、ドルイドンにもドルイドンなりの使命があったわけですね。既に消えてしまったので聞くことは出来ませんが、セトーはこのことを知っていたのでしょうか・・・
 ともあれ、リュウソウ族の敵は過去の自分たちの過ちであり、そして自分たちの産みの親でもあるとのこと。しかもその母親はプリシャスと一体化し、星のリセットを望むようになってしまいました。

 そんな驚愕の過去が明かされる中、サラッと復活ワイズルー!散々煮え湯を飲まされてきたプリシャスに手を差し伸べる様はカッコよかったですが、その手が取られることはなく・・・クレオンもプリシャスに同情したのか、彼をかばおうとしていたというのに・・・
 何だかんだで生存しそうなクレオンとワイズルーですが、この後控えている最終決戦にどういう形で関わってくるのかも楽しみですね。リュウソウ族が互いに争わず、星を滅ぼそうともしないのであれば、ドルイドン側にとっても戦う理由は無いわけですし。

 予想外のラストが待っていそうなところで、また次回。
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仮面ライダーゼロワン 第23話「キミの知能に恋してる!」

2020-02-18 08:01:42 | 仮面ライダーゼロワン
仮面ライダーゼロワン 第23話「キミの知能に恋してる!」

 ゼロワンドライバーがメタルクラスタホッパーキーしか認識しなくなったことに思い悩む或人のもとへ、海老井千春が現れた。榊と別れた千春は弁護士ヒューマギアのビンゴに感動したといい、良い結婚相手を探すヒューマギアはいないかと尋ねてきたのだ。
 早速イズの案内で、一行は結婚相談ヒューマギア縁結びマッチのもとへと赴く。そこでマッチが導き出した千春にベストマッチの相手とは、何と垓だった!しかも婚活の場にペンギンレイダーまで現れて・・・

感想
 ヒューマギアには頼らないが、AIを使った方が効率的なので、マッチングサービスには登録する。その結果ヒューマギアと接することになっても決してヒューマギアに頼ったわけではない・・・的な?

 さて今回は暴走回の後ということで、さぞ暗い話になるかと思っていましたが、想像していたよりは明るめの話でしたね。
 お仕事勝負の最中に婚活を手伝うことになった或人と、婚活をする天津垓永遠の24歳(45歳)独身様。垓はマッチの評価によれば「かなり人を選ぶ性格で、マッチングは絶望的」だったとのこと。当然垓は不愉快になるわけですが、一方で垓のプロフィール説明を淡々としていた唯阿も、この時ばかりはあまりにも的を射た意見だったがために笑いを堪えきれなかった様子。普段厳しい表情を見せることが多い唯阿が、こうして笑みを浮かべるというのは珍しく、可愛らしかったですね。

 そんな婚活の場に現れたのがペンギンレイダー。唯阿=バルキリー単体でもなんとかなりそうな感じでもありましたが、マッチを傷つけられたことへの怒りか、はたまたみんなを守ろうという使命感か。いずれにしろ或人はメタルクラスタホッパーへの変身を決行。
 ハザードフォームやタイプデッドヒート/デッドヒートマッハのように一定時間であれば正気を保てる暴走フォームとは異なり、現時点では最初から制御不能の暴走フォームなわけですが、「メタルクラスタホッパー以外に変身できない」という状況下故か、意外と変身の決断が早かったですね、或人・・・一戦目は唯阿に任せるか、迷っている間に諫が来るかのパターンだと思ってました。

 前回同様に攻防共に圧倒的な力を披露するメタルクラスタホッパー。一戦目では無数のメタルバッタに対抗するべく、唯阿もライトニングホーネットを選択していましたが、さすがに全身をくまなく覆うほどのメタルバッタの群れが相手では分が悪く。唯阿の加勢に現れた諫を前にして、オーソライズバスター(アックスライズ)を構える様は不気味でしたね・・・
 二戦目ではメタルライジングインパクトを披露・・・したわけですが、まさかメタルバッタが2体のゼロワンを形作ってのライダーキックとは思いませんでした。これ、サイズ調整すれば小さいゼロワンをたくさん生み出せるのでは・・・多段メタルライジングインパクトとか可能なのでは・・・にしても、本人が動かないライダーキックというのも斬新ですね。


 本編の方はといえば、前回、前々回に引き続いて千春が登場し、縁結びマッチに結婚相談をしたらマッチに惚れ込んでしまった様子。そんな千春の目を覚まさせるために、幼馴染の輝男はペンギンレイダーになったようで。しかしこれまでレイダーになった人物たちよりかは正気を保てている感じですね。
 で、マッチはマッチで、千春の目を覚まさせるためにイズ直伝の「最低最悪な言葉」を発し、更に千春のビンタで悪意を持ってしまいガエルマギアに変貌。しかしこれもマッチの作戦の一つだったようにも思えます。敢えて暴走することでペンギンレイダー=輝男を呼び出して、あわよくば倒されることで千春と輝男の縁結びに一役買う・・・最後の最後に「ベストマッチ!」と叫んで爆発したことからも、ある程度の正気は保ったままの暴走だったのかなと。

 で、一方縁結びが絶望的で、奇跡的にマッチングした相手も目の前で別の男性と良い感じになっているのを見せつけられた天津垓45歳独身様はといえば、またもメタルクラスタホッパーの力を目の当たりにしてどこか嬉しそうでした。次回メタルクラスタホッパー制御されそうなんですけど、大丈夫ですかね、垓・・・

 そんなこんなでまた次回。正座イズちゃん可愛かったです。













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仮面ライダー555 第44話

2020-02-17 08:09:15 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー555 第44話

 人間もオルフェノクもみんな幸せになればいい。そう夢見る啓太郎は結花を抱きしめ、結花もまた啓太郎の優しさにすがりつく。
 だが一方で木場は人間を守るために戦うことに疑問を感じ始めていた。オルフェノクでありながらも人間として生きてきた巧と、オルフェノクであることを受け入れてきた自分とは違うという木場は、結花にも普通の人間とオルフェノクの間には溝があると告げ・・・

感想
 啓太郎と結花の微笑ましいやり取りを見せつけられた後の真理の仕草が可愛かった第44話。その後盛大に階段で転んだ(踏み外していた)っぽいですが、あれ演技だとしても相当痛くない・・・?

 さて前回ラストからひたすらに啓太郎の優しさが光る回・・・で終わっていれば良かったのですが、そうはいかないのが「仮面ライダー555」。
 「かけてよ、迷惑」と結花を受け入れた啓太郎を、心底嬉しそうに「お前すっげぇな~!」と評する巧。考えてみれば巧はオルフェノクで、真理はオルフェノクの記号を埋め込まれる実験台にされそうになった過去があり、草加もオルフェノクには因縁がある。木場、結花、海堂、そしてスマートブレインやラッキークローバーに関しては言うまでもなくオルフェノク。登場人物の殆どがオルフェノクと関わりがある中で、唯一一般人であり続けているのが啓太郎なんですよね。そんな普通の人間である啓太郎が自分を、そして同じオルフェノクである結花を受け入れてくれたことを、巧はとても喜んでいるようでした。辛い話の中にあって、救われる場面でしたね。まぁ、この描写があるからこそ、後々のシーンが辛くなるのですが・・・

 一方で木場さんは、海堂からも「変わった」と言われるほどに人間不信を募らせていました。加えて同じオルフェノクであっても、巧と自分との境遇、考え方の違いまで意識し始めてしまうことに。木場さんがどんどん危ない方に向かっている気がしてなりません。
 そして巧が「人間とオルフェノクの共存」を望む警察との話し合いの場に木場さんと結花を誘うシーンでは、バッドオルフェノクと警官隊に襲われることになってしまったわけですが、ここで木場さんから「まさか君が!」という言葉が飛び出します。以前の木場さんなら「乾くん、これは一体!?」など、巧「も」騙されているのではと考えそうなものですが、今回の発言からして木場さんは巧「に」騙されたのではないかと考えていることが伝わってきます。最早巧への信頼すら欠け始めているこの状況に、加えて後々のシーンですから、いよいよをもって人間不信がピークに達しそうな悪寒が・・・

 そんな木場さんの心境を「自分の甘さを後悔しながら、現実の厳しさを感じているはず」と考えるのが草加。オルフェノクと人間の共存を願っていたものの、信じようとした、守ろうとした相手からは拒絶され、裏切られる。いくら木場さんが人間を信じても、人間が木場さんを信じるとは限らない。村上社長の懸念は現実のものとなってしまい、そんな現実を的確に言い表す草加・・・巧の優しさは大事だと思いますが、これに関しては草加の意見が間違っているとは思えません。巧は木場の心情の揺らぎを察して、上記のように会談の場に誘うことは避けるべきだったのではないかとも感じました。


 そして草加と三原が北崎との決着をつけようとし、海堂が怪しげな雰囲気を漂わせる少年と共に旅を始める中、バッドオルフェノク、そして冴子の襲撃を受けた結花が・・・ようやく掴みかけた人間らしい幸せは、目の前で儚く散ってしまうことになってしまいました。無音のラストがより一層寂しさ、切なさを増幅させます。クレインオルフェノク=鶴のオルフェノクとして翼をもちながらも、どこにも行けないことを嘆いていた少女は、すぐ近くにあった幸せに気づき、そしてどこへともなく灰になって飛んでいく終わりを迎えてしまいました。

 良い方に変わっていった結花と、悪い方に変わりつつある木場。そして変わらぬ海堂。結花の消滅が物語にどんな影響を及ぼすのか気になるところで、また次回。
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ヒーリングっど♡プリキュア 第3話「湧き上がる想い!変身!キュアフォンテーヌ」

2020-02-16 16:44:55 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第3話「湧き上がる想い!変身!キュアフォンテーヌ」

 気になることを放っておけない、優しい少女・沢泉ちゆ。ちゆはのどかがラビリンたちと一緒にいるのを目撃するも、のどかが知らないふりをするのを不思議に感じていた。そんな折、ちゆはのどかの後を追って学校に来ていたラテを発見。のどかに改めて不思議なウサギたちのことと併せて問いかけるが、のどかは必死に不思議なウサギたちを飼っていると誤魔化すのを見て、話題を変えるのだった。
 一方ラテを追ってきたペギタンだが、既に見つかったと知って安堵しつつも、何も出来なかったことに落ち込んでしまう。

 放課後、のどかはちゆの実家である「旅館 沢泉」を訪れる。そこでしかしそこにシンドイーネとメガビョーゲンが出現し・・・

感想
 3話はキュアフォンテーヌ初変身回ということで、沢泉ちゆとペギタンに焦点が当たることに。

 ちゆは「気になることを放っておけない」と自分で言うだけあって、のどかと一緒にいた不思議なウサギたちは何か、何故怪物がいた時間帯に学校に来ていたことを隠すのかなど、正面から尋ねていました。しかしのどかが焦りっぷりを見て、何か言えない事情があるのではと察したらしく、自ら話題を変えていましたね。色々と気になることはあるけれども、相手を困らせるのは本意でないために、きちんと一線をわきまえているのは好印象です。
 そんな彼女の実家は温泉旅館。提供画面でみんなが入っていた温泉は、ちゆの実家でしたか・・・ここがいつもの集合場所になるのかな?

 一方パートナーとなるペギタンは、誰かを守りたいという思いはあるものの、自分には何もできないと勇気が足りず、のどかのピンチを前に一歩引いてしまっていました。
 そんな「何もできない」と諦めるペギタンの手を取ったのが「出来ることは無いか」と諦めずに考え続けるちゆでした。のどかの変身シーンを見ていたが故に「ペギタンも戦う能力を持っているのでは」と考えるのは当然の流れなのですが、この積極性には驚かされました。
 気弱なペギタンではありましたが、心の底では「大切なものを守りたい」と、ちゆと同じ想いを持っている。そんなペギタンに対して「私はあなたより大きいから少しは力になれると思う。もし勇気が足りないなら私のを分けてあげる。大丈夫。私がいるわ」と差し伸べるちゆ・・・いやー、カッコいいですね!元々のどか、ひなたと比べて大人びた印象のある彼女ですが、まさかここまで頼もしく、カッコいい人物とは!

 しかし、いくらちゆが頼もしくても、ペギタンの助けなしにはメガビョーゲンとは戦えない。ちゆがペギタンに勇気を与え、ペギタンはちゆに力を与える。決してちゆメインのプリキュアではなく、ちゆとペギタン、2人そろっての「キュアフォンテーヌ」というのが良いですね。
 そんなキュアフォンテーヌの変身&戦闘シーンも描かれましたが、変身シーンの随所で見せる大人っぽい表情が最高でした・・・沢泉ちゆは良いぞ・・・な1年になりそうな気がしてきます(笑。

 一方ののどか&ラビリンは、メガビョーゲンの攻撃で折れた木から、体を張ってちゆを守るという行動を見せました・・・ちゆを抱えて安全な場所に退避させるのではなく、体を盾にするとは思いもしませんでした。いくらプリキュアになっているとはいえ、少々体を張りすぎな気がしなくもなく・・・盾で防げるかどうか分からない、抱えて飛んだら、飛んでいる最中に木の枝とかにぶつかるかもしれない、だったら体で・・・なんですかね。あまり無茶はして欲しくないところです。


 そして!今回ラストでは!ちゆが「花寺さん」をごく自然に「のどか」と呼ぶようになっていました!「花寺さん」から「のどか」ですよ。「のどかさん」でも「のどかちゃん」でもなく「のどか」なのが良い・・・突然の「のどか」呼びに驚くのどかに対して「ダメ?」と問いかけるのもまた可愛かったです。
 プリキュア序盤の名前の呼び方が変わるシーンは本当に良いものです・・・ちなみに一番はプリンセスプリキュアの「みなみさん」「はるか」呼びシーンです。あのあたりの尊さは尋常ではなかった・・・

 次回は3人目のキュアスパークルの初陣。何やら戦闘中にも関わらず、ひなたのテンションはめっちゃ高めのようですが・・・?
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勇者エクスカイザー 第8話「ボクはジェットパイロット」

2020-02-16 07:49:54 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第8話「ボクはジェットパイロット」

 ジェット機の見学に赴いたコウタたち。だがそこへプテラガイストが現れ、滑走路をガイスターロボ化させ、滑走路ごとジェット機を捕らえようとする。機長の咄嗟の判断によりガイスターロボの拘束からは逃れられたが、着陸したばかりのジェット機に残された燃料はあと僅か。果たしてエクスカイザーたちはコンドルの乗客たちを救うことができるのか・・・

感想
 「カイザーブレスの右のボタンを押すんだ!」右のボタン沢山あるように見えるのは私だけでしょうか・・・にしても、前回エネルギーボックスの位置を伝えた機能といい、今回の取りつけた機械を制御する機能といい、単なる通信機器だと思っていたカイザーブレスが想像以上に活躍してて驚きです。

 さて今回は空中と地上でそれぞれの戦いが繰り広げられることに。
 空中ではジェット機墜落の恐怖に怯える人々を、コウタが紙飛行機を使って励ましていました。紙飛行機だってちゃんと飛ぶんだから、ジェット機が簡単に墜落するはずがない・・・タクミは何を言っているんだと呆れていたものの、その他の人々は「子供の方がしっかりしている」と落ち着きを取り戻す結果に。理論としては成立しないかもしれませんが、落ち着いているコウタを見て励まされた感じなのでしょう。
 その後操縦桿を握ってファイナルアプローチを成功に導いたりと、徐々にエクスカイザーたちだけではなくコウタの活躍が描かれるようになってきましたね。

 地上では滑走路がガイスターロボと化し、エクスカイザーとマックスチームが応戦。後から駆け付けたスカイマックスが「ダッシュ」「ドリル」って呼ぶの、チーム間あって良いですね・・・あと、変形バンクも良いけど、バンク無しで瞬時に変形するのもカッコよくて好き。
 てっきりキングエクスカイザーとゴッドマックスが飛行してジェット機を支えに行くものだと思っていたので、滑走路のガイスターロボのエネルギーボックス破壊、からの着陸支援の流れは意外でした。ただ、行く手を阻む障害を破壊してくれたのはありがたいけど、何も火炎攻撃使わんでも・・・と思ってしまいました。一瞬とはいえ機体が火に包まれたら叫びますって・・・(汗。

 コウタの戦いとカイザーズの戦いが描かれた第8話。見応えのある話でした。そしてオチがとても懐かしい感じだったところで、また次回(笑。
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勇者エクスカイザー 第7話「遊園地でキケンがぐるぐる!」

2020-02-15 08:27:26 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第7話「遊園地でキケンがぐるぐる!」

 歴史ある遊園地「スターランド」が老朽化により閉園することが決まった。だが閉園前にも忽然と遊具たちが姿を消す事件が発生し、同じタイミングでブルーレイカーは奇妙な機械たちがどこかへと運ばれていく様を目撃していた。
 実はダイノガイストの叱責を受けたプテラガイストたちが、特訓のために遊具をガイスターロボに変化させていたのだ。だが駆け付けたエクスカイザーたちも、ガイスターロボとはいえ遊具を下手に攻撃することが出来ず・・・

感想
 今回プテラガイストたちが変形する際に、それぞれの名前を叫ぶようになりました。
 そんな今回は、複数のガイスターロボが登場!鉄塔の時もそうでしたが、今回は数的有利を武器にカイザーズと戦うのかと思いきや、まさかの秘密特訓の相手用でした。ガイスターたちも意外と真面目ですね・・・今のところは憎めない敵キャラといった印象です。まだ姿をチラッとしか見せず、コウモリづてでしか指示を飛ばしてこないダイノガイストは一体どんなキャラなのか・・・

 で、そんなガイスターロボと化した遊具を前に、攻撃を躊躇するカイザーズ。これまでの灯台や鉄塔、ロケット発射台とかには割と容赦ない感じでしたけど、コウタの思い出の場所でもあるために、ガイスターロボの安否を気遣うようになったのかな?
 というわけで、今回の狙いは遊具をガイスターロボ化させているエネルギーボックス。その位置を正確に把握するために、エクスカイザーはコウタに協力を依頼し、コウタは合体ガイスターロボの体の一部を構成するジェットコースターに搭乗。勇気を出して、エネルギーボックスの位置をエクスカイザーに送信!・・・という、勇気ある行動を見せてくれました。「あれ、ロケットの時に透視光線みたいなの出してませんでしたっけ・・・」と若干疑問に感じたのはさておいて(汗。いやほら、透視するのと位置把握は違うんだよ、多分・・・

 また、コウタが現場に駆け付ける際には、グリーンレイカーが送り届けてくれることに。薬局事件の際にダッシュマックスがコウタを知らなかったことからすると、あれをきっかけにコウタの情報がカイザーズ内でも共有された感じでしょうか。

 
 戦いには勝ったものの、エクスカイザーたちの力を持ってしても合体してしまった遊具を元の形に戻すことはできず。1話でコウタのカメラを直すために修復光線を出していましたが、今回の遊具は構造自体が変えられてしまったがために、壊れてしまった部分を直すことは出来ても、元の構造には戻せない、といったところでしょうか。
 しかしそこは逆転の発想。複数の遊具が入り混じった新たな遊具として生まれ変わって、スターランドもお客さんがいっぱいで一件落着・・・本来宝物を奪うはずのガイスターが、図らずも「宝物」を廃棄から救う形になったとは・・・

 そんなところでまた次回。
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義理に悩む

2020-02-14 08:02:59 | 日々の生活
 一年で一番「今日は(も)早く帰りたいんですけど・・・」というと「バレンタインデーだもんね!家で彼女待ってるんでしょ?」と言われる日。バレンタインデーに飲み会が設定されると面倒だなぁ・・・と毎度のごとく思います。

 そんなこんなでバレンタインデーなわけですが、まぁ特に何があるわけでもなく、いつもどおりソシャゲのバレンタインイベントをこなす日となっております(苦笑。
 というか、そこまでチョコが欲しいかと言われると、そうでもなく。むしろ職場で義理チョコを配られた日には、「お返しどうしよう」「もらった人でお金集めてみんなで一つのものを返そう」「じゃあアル買ってきて」とか、そんな流れになるので義理チョコも無くていいです・・・基本誰かにお土産買ったりプレゼントすることが無いんで、その辺任されるとえらいプレッシャーで色々考えちゃうんです・・・

 なので、個人的には職場での義理チョコの配布を義務に感じたり、そこまで気を遣う必要は全く無いと思うのです・・・というか、チョコだったら自分でコアラのマーチかきのこの山かたけのこの里買うので、足りてます・・・

 そんな心配が杞憂であって欲しいと思う今日この頃でした。
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勇者エクスカイザー 第6話「ボクら沈没船たんけん隊」

2020-02-13 08:09:07 | アニメ・ゲーム
勇者エクスカイザー 第6話「ボクら沈没船たんけん隊」

 パパから観光潜水艦のチケットをもらったコウタはコトミをデートに誘う。しかし当日、タクミや徳田も現れて、コトミの隣は徳田に取られてしまう羽目に。しかもそこへ、観光潜水艦のルート上で見つかった沈没船を狙って、サンダーガイストとガイスターロボが現れた。動けなくなった観光潜水艦を助けにエクスカイザーが駆けつけるが、戦いの中、海底火山に噴火の兆しが表れて・・・

感想
 何でブロントサウルス(現在ではアパトサウルスというそうですが)モチーフで「サンダー」ガイストなんだろうと思ったら、「雷竜」とも呼ばれていたことが関係しているっぽいですね。

 さて今回はそんなサンダーガイスト&ガイスターロボと海中大決戦!ロマンの分かる女の子・コトミちゃんと一緒の楽しい観光潜水艦の旅・・・のはずが、タクミと徳田、更にガイスターの出現で散々な結果に。しかし最後にはロマンあふれる光景が見られることとなりました。
 当初はタクミから「沈没船(海賊船)の宝を探しに行かないか」と誘われたコトミちゃんですが、コトミちゃん曰く「沈没船にどんな宝が眠っているのか想像するのが楽しいのであって、実際に見たいとは思わない。でも、沈没船を間近で見られればもっと想像力が膨らむので、見に行くだけならOK」・・・と、本当に小学生かと思ってしまうぐらい、ロマン溢れる女の子ですね、コトミちゃん・・・確かに、想像だけで「沈没船とそこに眠る宝」を思い描くのも楽しいですが、実際に見ることで「沈没船はこういう形をしていたから、こことかあそことかに、こういった宝を隠せたのではないか」と、より具体的に想像できますもんね。

 一方でエクスカイザーは「ロマンチック」や「想像することの楽しみ」が最初は理解できずにいました。まぁ想像の楽しみを言葉だけで説明するのは難しいですし、目で見た方が早いというのも分からんでもないですが・・・それでも、海底に駆け付けてきてくれた時には、人々のロマンを守るために戦ってくれて嬉しかったです。

 てっきり海中だからキングローダーを呼べないんじゃないかと思いましたが、そんなことはなく。普通に海中で合体し、海底火山の噴火に苦戦したり助けられたりしつつ、無事勝利。その後コウタたちの乗っている観光潜水艦を助ける際にマスクを外す場面が描かれていました。何というか、マスクが壊れる場面はありそうなもんですが、自ら外す場面ってのはおぼろげな記憶の中には無いなーと。戦闘時だから着用しているだけであって、救助時は素顔を見せることが大切・・・なんですかね?

 
 パパとママもなんだかんだでロマンチックなひと時を過ごせたようでしたし、一件落着。次回は思い出の遊園地・・・コトミちゃんとの初デートの遊園地・・・その年で初デートの思い出の場所を語るのか・・・(汗。
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