明菜さんのファルセットヴォイス、ピアノとストリングスのアレンジによって、オリジナルよりも歌詞の世界観が広がって聞こえてくる。
まさしく映画のワンシーンの如く、愛する人が住む異国の街へと旅立つ主人公。
飛行機の窓からダイヤモンドのように輝いて見える街の夜景が小さくなっていく様を眺めながら、早く会いたいという抑えきれない気持ちと未知の世界へ身を置くことの不安の2つの感情が今まさにせめぎ合っている様が映像として浮かんでくる。
この曲は、私がまだファンになる前に、レコード大賞で明菜さんが歌った時からずっとずっと馴染み深い曲ではある。
だが、アレンジと歌い方が変わるだけでこんなにも世界観が変わって聞こえてくるとは思ってもみなかった。
まさにシンガーアクトレスの真骨頂。
メランコリックな響きがより主人公の心情をリアルに表現されているように聞こえてくる。
ということで、レコチョクで早速購入&ダウンロードして聴かせてもらいました。
作曲家林哲司さんのデビュー50周年を記念したトリビュートアルバムの一曲。
林哲司さん、50周年おめでとうございます!
そして、2017年のディナーショーから再び活動休止された明菜さんが、去年の年末に新しいファンクラブを発足し、ようやく復帰の兆しが見えてきた渾身の一曲。
めちゃくちゃ素敵な曲に仕上がってますね!
昔は、ロングトーンが何秒続くかが風物詩的な曲ではありましたが、今、新しいアレンジで聴かせてもらうと、本当に映画のワンシーンを観てるような情景が浮かび上がってくる
作詞は、♪ミ・アモーレ♪の作詞家でもある安珍化さん。作曲が、明菜さんのアルバム曲やシングルB面曲が多い林哲司さん。
巷ではあまりピックアップされない曲だけども、やはり名曲。
今年の紅白に出て歌って欲しいけど、今は体調優先で無理せず続けていってほしい。
皆さんも、機会があれば是非聞いてほしい!