花組「オーシャンズ11」

2013-02-08 21:36:28 | TAKARAZUKA
めちゃくちゃ良かった!超カッコ良かった!

全く観る予定になかった初日を、チケットを譲ってもらったので、たまたま仕事休みと重なり観てきました。

もう星組初演版と受ける印象が全然違う!間もいいし、テンポいいし、アドリブ冴えてるし(笑)生徒一人一人が役を楽しんでいるのが伝わってきて、花組生徒の芸達者ぶりに感動しました!

小池先生なかなかやるやん!と言いたいとこですが、先生もプログラムに書かれているように、スタッフと生徒の努力がこの初日の完成度の高さを物語っていると思うので、そのチームワークに拍手もんです!

こういう作品は余計なメッセージ色は要らんねん。前回は、“本能のままに”“本当の愛”とか、取って付けたメッセージ色に苛ついたけど、今回はオブラートに包まれていてまったくもって嫌味なし。スッキリしていて良かった!

蘭ちゃん演じるテスもただの夢見る夢子でなく、ちゃんとした信念を持った一人の女性としと描かれていて、もちろん設定は前回と変わらないけど、夢見る夢子ではなかったのは確か。

第二部は前回とは変わらなかったと思うけど、前回、説明が多くて退屈だった第一部なんてもう見易い見易い!メンバーの勧誘シーンなんてアドリブが効いていて退屈感ないし、なんせショー要素が強くなっていて、ホント単純に楽しめた。

なんかさ、まゆさんに、みっちゃんに、みーちゃんがいると大空組を思い出して、作品に関係なくちとウルッときました。なんかそれだけで感動してもうた(笑)

ダニーはまゆさんにピッタリ!ダメ男に見えなかった。大人の男は多くを語る必要はないねん。大事なことは言葉にしなくても分かってんねん。そういう意味でも、まゆさんのダニーは大人の男だった。

みっちゃんは流石やな!笑いのツボを心得てるね。これからどう進化するのか想像すると怖い(笑)

テスの蘭ちゃん。また化けたね(笑)ベネディクトとダニーで対応がちゃうねんもん。ダニーに会った時の心境の変化、変わり過ぎやろ!が良かった(笑)本当夢見る夢子でなく、ちゃんと何を理想としてるかヴィジョンを持った女性だったのが本当に良かった!

ベネディクトのダイモンも大健闘。無駄に個性がないのが良い。←これ褒めてます。しっかり役作りしてて若さとか関係なくベネディクトとして存在していたのでホント違和感なかった。

一花ちゃんもピッタリやな!ダイアナはあなたが一番!あんなに小さい体なのにね…見せ方がマジ上手い!(笑)

鳳真由さん、宙組のモンチ君同様、君のアプローチの仕方が好きです。ホンマ芸達者!

チケットを譲ってくれた方が瀬戸かずやさんファンなので今回注目してたんですが、黒塗りだからでなくプログラム見なくても目立つ。なんか、瀬戸内美八さんのようなオーラがある。贔屓になる理由が分かる。カッコ良かった!

ホンマ、花組は芸達者な生徒が多いね。ダンスだけでなく、これはホント花組の武器やね。ホント面白かった!

花組の回しものでもないし、タダで観たからでないですが、私はこの花組edition好きです。これならまた観に行きます。これ、単純にオススメします!

最後に一言…、

♪愛の讃歌♪はないやろ!?(笑)

今日のまとめ:本当に宝塚や花組の回し者じゃないですからね!感じたままを書いているので悪しからず(笑)


全然関係ないこと:8日で神戸の「ジーザス~」終わってもうた…。もう一回映画館で観たかったのに…(涙)
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