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ニセコ移住を夢見て

ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

オーロラが教えてくれる事

2012年06月01日 06時28分14秒 | 田舎暮らし
先日のNHKスペシャル 宇宙の渚第2集「天空の女神オーロラ」は実に興味深いものでした。
古川宇宙飛行士のシャトルから観測した結果も交え、オーロラの輝きには今母なる太陽に迫る異変が隠されているという内容でした。

(きれいなバラにはとげがある)
太陽活動の活発な時期に多く現れるきれいなオーロラ
メカニズムは、太陽風に含まれる電子が地球上空の大気に当たって発光するものです。
有害な電子が地上に達しないよう、バリヤである磁場と大気が働いているサインでもあります。
 
約11年周期で上下する太陽活動の極大期には、巨大オーロラの誘導電流の影響で大停電発生が予測され、実際にも起こっています。
きれいなオーロラは人類が築いてきた文明を破壊しかねない大きな力を秘めているのです。

(オーロラが消えると地球が寒冷化)
しかしもっと恐ろしいのは、オーロラの出ない時代が到来する!?

11年周期の太陽活動も前回は13年周期に延びたと
過去3回観測されたこの13年周期の後はいづれも太陽活動低下が数十年にわたって続き、人々は寒さと飢えに苦しんだそうです。
太陽活動が弱まるとオーロラも出なくなります。

オーロラが減ってなぜ地球が寒くなったのか?
太陽活動が低下して太陽熱が減ったため ではなく銀河宇宙線が増えたためだと
星が爆発する時などに放出される銀河宇宙線が大気中の蒸気に当たって帯電して集まり、大量の雲が発生して太陽光をさえぎり寒冷化がもたらされたのが原因とか
太陽活動低下での太陽系全体を守っていた太陽の磁場が弱くなり、それまで跳ね返していた銀河宇宙線が地球まで降り注ぐことになり、地球の雲の量を変え気象も変えてしまう と言うのです。

オーロラは激しすぎず、弱すぎず、静かに優雅に揺れている限り太陽風も銀河宇宙線も災いをもたらす事はありません。
宇宙からの荒波が渚でしっかり防ぎ止められている事を伝えるともし火 それがオーロラ
天空の防波堤「宇宙の渚」に守られて私たちは生きているのです。

と結んでいます。

来年にかけて太陽活動の極大期ですが、その後、数十年は本当に寒冷化になるのでしょうか?
人類の力の及ばない”太陽のご機嫌”ですが、子供たちが寒さと飢えに苦しむことの無いよう祈るばかりです。  

次回は生命誕生の元となった「ながれ星」  楽しみです。
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