木材の溝掘りや面取り加工に使用するルーターは3万円前後と高価なため、手持ちの電動ドリルで同じことができないか試してみた。
12mm厚フローリングの端材で電動ドリルの囲いを作る。
切削刃には4枚刃のφ12エンドミル(金型作り等で使う物らしい)を使用。ルーターは毎分3万回転だが電動ドリルはその30分の1の千回転程度と低く、少しでも切削面をきれいに仕上げたいと刃数の多い4枚刃を購入。
とりあえず刃先は5mm出し、ツーバイ材に深さ5mm、幅12mmの溝を掘ってみる。
刃も新品だったためか、さほど抵抗感がなく押し進めることができる。6mm径のトリマーでツーバイ材を削る時とほぼ同じ抵抗感。木屑の形状は回転数が少ないためか太めの屑が多い。逆に粉末状に舞う木屑が少なく塵肺防止上も好ましいと思われる。
切削を開始した溝の右側が欠けている。これも回転数が少ないためか?
本番では手前に当て木をすれば解決できる。
表面のささくれは出るものの、両側面と底面はきれいに切削されている。ささくれはサンドペーパ掛けで問題ないので、溝掘りにはなんとか使えそうだ。
この「ルーターもどき」を使って小屋の棚作りに挑戦。
切削刃には4枚刃のφ12エンドミル(金型作り等で使う物らしい)を使用。ルーターは毎分3万回転だが電動ドリルはその30分の1の千回転程度と低く、少しでも切削面をきれいに仕上げたいと刃数の多い4枚刃を購入。
切削を開始した溝の右側が欠けている。これも回転数が少ないためか?
本番では手前に当て木をすれば解決できる。
この「ルーターもどき」を使って小屋の棚作りに挑戦。
溝があると部材の位置がきちっと決まるので、私は「大入れ継ぎ」が好きで良く用いました。
その時にドリルで試した記事でしたが、頭でっかちで垂直性保持に使い勝手が悪く、その後「本物のルーター」を買ってしまいました。
加工ラインに合わせて
カッターなどで予め切り込みを入れておけば
ルーターと遜色ない、もしくわそれ以上の仕上がりも可能そうですね