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ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

前代未聞の津波パターン

2022年01月16日 21時53分52秒 | 田舎暮らし
朝6時にテレビをつけると北海道から沖縄まで黄色の津波注意報、岩手と鹿児島が赤色の警報が出ていて、地震でもあったのかと見ると、そうではなく昨日のトンガで発生した海底火山の地球規模大噴火が原因らしい。


不思議なのは、一般的な火山噴火によって引き起こされる津波よりも、2時間以上早く日本の奄美大島に到達している点です。
東京大学の火山学専門の前野深准教授は、噴火による空振によるものではないかと指摘しています。


当初、トンガから日本の途中にある観測地点ではほとんど潮位変化が無かったことから、「空振」振動が空気中を伝わり海水を伝わる津波より速いスピードで伝わると考えられる。

私たちも地震の揺れを感じなくても大規模な潮位変化が起きる今回のような津波パターンがあるんだと言う事を念頭に置いて、発生時には安全に非難することが重要ですね。





15日13時10分頃 トンガで大規模な海底火山噴火が発生
15日19時過ぎ 気象庁被害の心配ない
15日20時頃 全国で気圧変化を観測
15日23時55分 鹿児島奄美大島小湊で1m20cmの津波観測
16日00時15分 津波警報・注意報を広範囲に発表

以下yahooニュースから関係記事の拾い読み

トンガ諸島付近の海底火山「フンガトンガ・フンガハアパイ火山」の大噴火で発生した音波の一種が地球を周回したことが分かったと、東京大地震研究所の西田究准教授が17日発表した。
世界各地にある微気圧計の観測データを調べた成果で、1980年代に精度の高い観測が始まって以来、初めてという。
 この音波は大噴火で発生した音波のうち、周期が約1000秒と長く、非常に低い音で、人の耳には聞こえない。減衰せずに遠くまで届くが、西田准教授は「地球周回が観測されたのはそれだけ噴火が大きかったからだ」と説明した。

火山の噴煙は直径300kmに到達し、北海道をすっぽり覆うほどの大きさを記録しています。
また、高さは海上から20kmにのぼり、成層圏に到達しています。
噴火時の爆音は2,383km離れたニュージーランドでも聞こえたそうです。
現在の情報では、トンガで最大15mの津波が観測されています。

火山噴火によって膨大な量のエネルギーが大気中に放出されると、噴火地点を中心に気圧の波が同心円状に広がります。
実際、日本では15日午後8時前の父島を初めとして、全国各地で2ヘクトパスカル程度の気圧上昇が観測されました。
これは、爆発時の衝撃によって生じた気圧の変化が太平洋を越えて日本にまで伝播したものと考えられます。
前野准教授は、大気圧の波が海の上を伝播している最中に津波を発生させ、増幅させた可能性を指摘しています。


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