CDを交換するたびにプリアンプのボリュームを触らないと同じ音量にならない。
オーディオマニアを含めソースソフトを使用して音楽を楽しむのに、録音の音量レベルが違いすぎる。
同じメーカーでも相当に違うし、メーカーが違えば変わって当たり前の状態。
CD規格を取り決めた時にユーザーへの配慮はされていたのだろうか?
供給側の理屈ばかりで構成されているようにしか思えない。
レコードにしろCDにしろ「録音」についての規格がない状態ではないだろうか?
昔からLPを10枚買っても当たりはずれがあり、1枚当たればいいくらいの確率でした。
これには「演奏」と「録音」が揃う事の難しさを痛感させられたものです。録音が良くても演奏が悪い、演奏が良くても録音が悪い。なかなかこの二つが揃った盤が少ないのも事実。
なぜこんな事を云うかというと、CDやSACDが売れなくなった原因の一つだと思うからです。
1960年代に「録音技術」は確立しているはずなのに、いっこうに改善されないソースの状態。メーカーは本当に真剣に考えているのか?と言いたい。
ユーザー有っての商品ではないか。それなのにユーザーに粗悪品を売りつけているようなものである。メーカーや工業会には世間一般の常識はないのだのうか?
この様な業界の状態で商品を買わなければならないのなら、CDは買いたくないなと考えるのが普通ではないだろうか?
うまく表現できていませんが、現状のユーザーを無視したCDの製作や販売企画ではこの業界自体が共倒れしてしまうと思うからです。
CDとその再生装置の業界は本来一心同体の運命体だと認識しています。
再生装置の能力は進歩しているが、ソース側の進歩が遅々として進んでいない事に憤りを感じてしまう。