スペンドールのBC-Ⅱを自宅で使い始めて約1ヶ月。不思議な魅力のSPだと思う。
ワイドレンジでもなくレスポンスも早い訳でもなく、音数も・・・・と不満な所がいっぱいなのに、ついつい「まーいいか・・」と聴きこんでしまう。
このSPは「なんともいえない甘い音色」(この手の音色に私は弱いのだ)といい加減なソースをかけてもうまく鳴らしてしまう点だ。
メインSPで「録音が悪い」と片隅に追いやったCDがそれなりに聞けてしまう。なんとも不思議なSPだ。
こんなSPは喫茶店なんかに使ったらとても活きるのではないだろうか?嫌な音を出さないから「お客に優しい」SPだと思う。