今日は2点の「音質対策」をした。1点は中域用パワーアンプへ、もう1点はFMアンテナケーブルへ。
中域用パワーアンプへの対策は、最近聴いていて「味気なく」感じる事が有り、この辺の味付けと云うか質感を改善する為にFXヒューズを追加した。もともと旧事務所の時には中域用パワーアンプに使っていたが、管球プリ1号に流用していました。それを元に戻しただけの事ですが、さすがにFXヒューズの効果は有ります。「味気なさ」がなくなりましたね。
FMチューナーからのノイズを少しでも減らしたいと考えて同軸にアンテナケーブにアース取りを加えて見ました。
一般に同軸線のシールドは雑音を防御する目的で使われていますが、このシールドのアースを取ってやらないと逆にノイズが増える事になりかねません。でもTV等ではアースなど取ってないのでアンテナ線には必要ないと考えていました。実際にやって見ましたが、「かすかな効果」は感じましたが、劇的な改善には至りませんでした。
その後、チューナーからプリアンプへのラインケーブルの取回しをちょっと変えましたら「劇的改善」をしました。常用域でノイズが殆ど判らなくなりました。アースを取り付ける前は、同じ取り回しでもノイズが大きかった。アースを取った事でノイズがなくなったと云うことは「効果」が有ったと判断できる。